試験概要
AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) 試験ガイド
試験時間:130分
試験形式:選択問題(択一または複数選択)
設問数:65問(うち15問はスコアに影響しない設問)
得点範囲:100~1000点(難易度調整された平均値)
合格基準:720点(約72%)
試験範囲:
Well-Architectedフレームワークのうち、運用上の優秀性、持続可能性を除く4分野から出題される
第1分野:セキュアなアーキテクチャの設計
第2分野:弾力性に優れたアーキテクチャの設計
第3分野:高パフォーマンスなアーキテクチャの設計
第4分野:コストを最適化したアーキテクチャの設計
Well-Architectedフレームワークの6つの柱
第1分野:セキュアなアーキテクチャ設計
- AWSのリソースへのセキュアなアクセスを設計する
- 安全なワークロードとアプリケーションを設計する
- 適切なデータセキュリティコントロールを判断する
1. AWSリソースへのセキュアなアクセスを設計する
知識
【AWSセキュリティの基礎知識】
- AWS責任共有モデル
- AWSセキュリティのベストプラクティス(最小権限の原則など)
- AWSのグローバルインフラストラクチャ(アベイラビリティゾーン、AWSリージョンなど)
【セキュリティ設定とサービスの知識】
- 複数アカウントにまたがるアクセス制御と管理
- AWSフェデレーテッドアクセスおよびIDサービス(AWS Identity and Access Management [IAM]、AWS IAM Identity Center [AWS Single Sign-On] など)
スキル
【IAMによる管理】
- AWSセキュリティのベストプラクティスをIAMユーザーとルートユーザーに適用する(多要素認証など)
- IAMユーザー、グループ、ロール、ポリシーを含む柔軟な認証モデルを設計する
【アカウント統合管理】
- 複数のAWSアカウントのセキュリティ戦略を設計する(AWS Control Tower、サービスコントロールポリシーなど)
- Directory ServiceをIAMロールとフェデレートするタイミングを決定する
【リソース管理】
- AWSのサービスに対するリソースポリシーの適切な使用を判断する
【ロールによる一時認証管理】
- ロールベースのアクセスコントロール戦略を設計する(AWS Security Token Service [AWS STS]、ロールスイッチング、クロスアカウントアクセスなど)
2. 安全なワークロードとアプリケーションを設計する
知識
【セキュリティサービスの基礎知識】
- セキュリティサービスの適切なユースケース(Amazon Cognito、Amazon GuardDuty、Amazon Macieなど)
- AWSサービスエンドポイント
- AWS外部の脅威ベクトル(DDoS、SQL インジェクションなど)
【セキュリティ設定の知識】
- アプリケーション設定と認証情報セキュリティ
- AWSでポート、プロトコル、ネットワークトラフィックを制御する
- セキュアなアプリケーションアクセス
スキル
【設計・戦略】
- セキュリティコンポーネントを使用したVPCアーキテクチャの設計(セキュリティグループ、ルートテーブル、ネットワークACL、NATゲートウェイなど)
- ネットワークセグメンテーション戦略の決定(パブリックサブネットとプライベートサブネットの使用など)
【サービスの設定】
- AWSのサービスをセキュアなアプリケーションに統合する(AWS Shield、AWS WAF、AWS SSO、AWS Secrets Manager など)
- AWSクラウドとの問の外部ネットワーク接続を保護する(VPN、AWS Direct Connectなど)
3. 適切なデータセキュリティコントロールを判断する
知識
- データアクセスとガバナンス
- データ復旧
- データ保持と分類
- 暗号化と適切なキー管理
スキル
【サービス選定】
- コンプライアンス要件を満たすためにAWSテクノロジーを調整する
【データ暗号化の設定】
- 保存時のデータを暗号化する(例:AWS Key Management Service [AWS KMS]など)
- 転送中のデータを暗号化する(TLSを使用したAWS Certificate Manager[ACM]など)
- 暗号化キーにアクセスポリシーを実装する
- 暗号化キーのローテーションと証明書の更新
【データ保存の設定】
- データバックアップとレプリケーションを実装する
- データアクセス、ライフサイクル、保護に関するポリシーを実装する
第2分野:弾力性に優れたアーキテクチャ設計
- スケーラブルで疎結合のアーキテクチャを設計する
- 高可用性アーキテクチャおよびフォールトトレラントアーキテクチャを設計する
1. スケーラブルで疎結合のアーキテクチャを設計する
知識
【アーキテクチャ設計知識】
- マイクロサービスの設計原則(ステートレスワークロードとステートフルワークロードの比較など)
- イベント駆動型アーキテクチャ
- 多層アーキテクチャ
- キャッシュ戦略
【ユースケース選定の知識】
- AWSマネージドサービスの適切なユースケース(AWS Transfer Family、Amazon Simple Queue Service [Amazon SQS]、Secrets Managerなど)
- 関連する特性を持つストレージタイブ(オブジェクト、ファイル、ブロックなど)
【スケーリングの知識】
- ロードバランシングの概念(Application Load Balancerなど)
- 垂直スケーリングと水平スケーリング
- エッジアクセラレーターを適切に使用する方法リードレプリカを使用するタイミング(コンテンツ配信ネットワーク[CDN]など)
【サーバレスの知識】
- キューイングとメッセージングの概念(パブリッシュ/サブスクライブなど)
- APIの作成と管理(Amazon API Gateway、REST APIなど)
- サーバーレステクノロジーとパターン(AWS Fargate、AWS Lambdaなど)
- ワークフローオーケストレーション(AWS Step Functionsなど)
【Dockerの知識】
- コンテナのオーケストレーション(Amazon Elastic Container Service [Amazon ECS]、Amazon Elastic Kubernetes Service [Amazon EKS]など)
- アプリケーションをコンテナに移行する方法
スキル
【設計・戦略】
- 要件に基づいたイベント駆動型、マイクロサービス、および多層アーキテクチャの設計
- アーキテクチャ設計で使用されるコンポーネントのスケーリング戦略の決定
【サービス選択・設定】
- 要件に基づいて、疎結合を実現するために必要なAWSのサービスを決定する
- コンテナを使用するタイミングを判断する
- サーバーレステクノロジーとパターンを使用するタイミングを判断する
- 要件に基づいて適切なコンピューティング、ストレージ、ネットワーク、データベーステクノロジーを推奨する
- ワークロードに特化したAWSのサービスを使用する
2. 高可用性アーキテクチャおよびフォールトトレラントアーキテクチャを設計する
知識
【AWSインフラの基礎知識】
- AWSのグローバルインフラストラクチャ(アベイラビリティーゾーン、AWSリージョン、Amazon Route 53など)
- ネットワークの基本概念(ルートテーブルなど)
- ロードバランシングの概念(Application Load Balancerなど)
- プロキシの概念(Amazon RDSプロキシなど)
【ユースケース選定の知識】
- AWSマネージドサービスの適切なユースケース (Amazon Comprehend、Amazon Pollyなど)
- ストレージオプションと特性(耐久性、レプリケーションなど)
- Service Quotasとスロットリング(スタンバイ環境でワークロードService Quotasを構成する方法など)
【アーキテクチャ設計の知識】
- フェイルオーバー戦略
- 災害対策(DR)戦略(バックアップと復元、パイロットライト、ウォームスタンバイ、Active-Activeフェイルオーバー、目標復旧時点[RPO]、目標復旧時間[RTO]など)
- 分散型設計パターン
- イミュータブルインフラストラクチャ
【運用ツールの知識】
- ワークロードの可視性(AWS X-Rayなど)
スキル
【設計・戦略】
- インフラストラクチャの整合性を確保するオートメーション戦略を決定する
- データの耐久性と可用性を確保するための戦略(バックアップなど)の実装
- ビジネス要件を満たす適切なDR戦略を選択する
- 単一障害点を軽減する設計を実装する
【サービス選定・設定】
- AWSリージョンまたはアベイラビリティーゾーン全体にわたって、可用性が高い、および耐障害性のあるアーキテクチャを提供するのに必要なAWSのサービスを決定する
- レガシーアプリケーションやクラウド用に構築されていないアプリケーション(アプリケーションの変更が不可能な場合など)の信頼性を向上させるAWSのサービスを使用する
- ワークロードに特化したAWSのサービスを使用する
- ビジネス要件に基づいてメトリクスを特定し、可用性の高いソリューションズを提供する
第3分野:高パフォーマンスなアーキテクチャ設計
- 高パフォーマンスかつスケーラブルなストレージソリューションズを決定する
- 高パフォーマンスで伸縮自在なコンピューティングソリューションズを設計する
- 高パフォーマンスデータベースソリューションズを特定する
- 高パフォーマンスおよびスケーラブルなアーキテクチャを決定する
- 高パフォーマンスなデータ取り込みと変換のソリューションズを判断する
1. 高パフォーマンスかつスケーラブルなストレージソリューションズを決定する
知識
- ビジネス要件を満たすハイブリッドストレージソリューションズ
- ストレージサービスの適切なユースケース(Amazon S3、Amazon Elastic File System [Amazon EFS]、Amazon Elastic Block Store [Amazon EBS]など)
- 関連する特性を持つストレージタイプ(オブジェクト、ファイル、ブロックなど)
スキル
- パフォーマンス要件を満たすストレージサービスと設定を決定する
- 将来のニーズに合わせてスケールできるストレージサービスを特定する
2. 高パフォーマンスで伸縮自在なコンピューティングソリューションズを設計する
知識
【コンピューティングに関する基本知識】
- AWSのグローバルインフラストラクチャとエッジサービスによってサポートされる分散コンビューティングの概念
- キューイングとメッセージングの概念(パブリッシュ/サブスクライブなど)
【サービスの知識】
- AWSコンピューティングサービスの適切なユースケース(AWS Batch、Amazon EMR、Fargateなど)
- 適切なユースケースによるスケーラビリティ機能(Amazon EC2 Auto Scaling、AWS Auto Scalingなど)
- サーバーレステクノロジーとパターン(Lambda、Fargateなど)
- コンテナのオーケストレーション(Amazon ECS、Amazon EKSなど)
スキル
【アーキテクチャ設計】
- コンポーネントを個別にスケールできるようにワークロードを疎結合にする
- スケーリングアクションを実行するメトリクスと条件を特定する
【サービス選択·設定】
- ビジネス要件を満たす適切なコンピューティングオプションと機能(EC2インスタンスタイプなど)を選択する
- ビジネス要件を満たす適切なリソースタイプとサイズ(Lambdaメモリの容量など)を選択する
3. 高パフォーマンスデータベースソリューションズを特定する
知識
【サービスとアーキテクチャの知識】
- AWSのグローバルインフラストラクチャ(アベイラビリティーゾーン、AWSリージョンなど)
- データベースタイプとサービス(サーバーレス、リレーショナル、非リレーショナル、インメモリなど)
- データベースエンジンの適切なユースケース (異種間移行、同種間移行など)
- キャッシュ戦略とサービス(Amazon ElastiCache など)
【DB設定の知識】
- データアクセスパターン(読み取り集約型と書き込み集中型など)
- データベースキャパシティープランニング(キャパシティーユニット、インスタンスタイプ、プロビジョンドIOPSなど)
- データベース接続とプロキシ
- データベースレプリケーション(リードレプリカなど)
スキル
【アーキテクチャ設計】
- データベースアーキテクチャを設計する
【サービス選択·設定】
- 適切なデータベースエンジンを決定する(MySQLとPostgreSQLの比較など)
- 適切なデータベースタイプを決定する(Amazon Aurora、Amazon DynamoDBなど)
- キャッシングを統合してビジネス要件に対応する
- ビジネス要件を満たすようにリードレプリカを設定する
4. 高パフォーマンスおよびスケーラブルなアーキテクチャを決定する
知識
【サービスの知識】
- エッジネットワークサービスの適切なユースケース(Amazon CloudFront、AWS Global Acceleratorなど)
- ロードバランシングの概念(Application Load Balancerなど)
- ネットワーク接続オプション(AWS VPN、Direct Connect、AWS PrivateLinkなど)
【設定知識】
- ネットワークアーキテクチャの設計方法(サブネット層、ルーティング、IPアドレス指定など)
スキル
【アーキテクチャ設計】
- さまざまなアーキテクチャ(グローバル、ハイブリッド、多層など)のネットワークトポロジを作成する
【サービス選択·設定】
- 適切なロードバランシング戦略を選択する
- 将来のニーズに合わせてスケールできるネットワーク設定を決定する
- ビジネス要件を満たす適切なリソース配置を決定する
5. 高パフォーマンスなデータ取り込みと変換のソリューションズを判断する
知識
【方式の設計】
- データ取り込みパターン(頻度など)
- 取り込みアクセスポイントへのセキュアなアクセス
- ビジネス要件を満たすのに必要な規模と速度
【サービスの選択·設定】
- データ転送サービスの適切なユースケース (Amazon Athena、AWS Lake Formation、Amazon QuickSightなど)
- ストリーミングデータサービスの適切なユースケース(Amazon Kinesisなど)
- データ転送サービスの適切なユースケース(AWS DataSync、AWS Storage Gatewayなど)
- データ変換サービスの適切なユースケース(AWS Glueなど)
スキル
【アーキテクチャ設計】
- データストリーミングアーキテクチャを設計する
- データ転送ソリューションズの設計
- 可視化戦略を実装する
【サービス選択·設定】
- データレイクを構築および保護する
- データ処理に適したコンピューティングオプション(Amazon EMRなど)を選択する
- 取り込みに適した設定を選択する
- 形式間でデータを変換する(.csvから.parquetなど)
第4分野:コストを最適化したアーキテクチャの設計
- コストを最適化したストレージソリューションを設計する
- コストを最適化したコンピューティングソリューションを設計する
- コストを最適化したデータベースソリューションを設計する
- コストを最適化したネットワークアーキテクチャを設計する
1. コストを最適化したストレージソリューションを設計する
知識
【ストレージの選択の知識】
- 関連する特性を持つストレージタイプ(オブジェクト、ファイル、ブロックなど)
- AWSストレージサービスの適切なユースケース(Amazon FSx、Amazon EFS、Amazon S3、Amazon EBSなど)
- ハイブリッドストレージオプション(DataSync、Transfer Family、Storage Gatewayなど)
【ストレージ設定の知識】
- アクセスオプション(リクエスタ支払いのオブジェクトストレージを持つS3バケットなど)
- ストレージ階層化(オブジェクトストレージのコールド階層化など)
- ブロックストレージオプション(ハードディスクドライブ[HDD]ボリュームタイプ、ソリッドステートドライブ[SSD]ボリュームタイプなど)
- バックアップ戦略
- ストレージアクセスパターン
- データライフサイクル
【コスト管理の知識】
- AWSコスト管理サービス機能(コスト配分タグ、マルチアカウント請求など)
- AWSコスト管理ツールの適切なユースケース(AWS Cost Explorer、AWS Budgets、AWS Cost and Usage Reportなど)
スキル
【ストレージ利用の設計とサービス選択】
- 適切なストレージ戦略の設計(Amazon S3へのバッチアップロードと個別のアップロードとの比較など)
- 適切なバックアップおよびアーカイブソリューションを選択する
- ストレージサービスへのデータ移行に適したサービスを選択する
【ストレージのタイプ選択】
- ワークロードに対して最も費用対効果の高いストレージサービスを選択する
- ワークロードに適したストレージサイズを決定する
- 適切なストレージ階層を選択する
【効率の良いストレージの設定】
- ストレージオートスケーリングが必要な場合を判断する
- S3オブジェクトのライフサイクルを管理する
- ストレージに適切なデータライフサイクルを選択する
- ワークロードのデータをAWSストレージに転送する場合に最もコストが低い方法を決定する
2. コストを最適化したコンピューティングソリューションを設計する
知識
【コスト最適に関連するアーキテクチャ知識】
- AWSのグローバルインフラストラクチャ(アベイラビリティーゾーン、AWSリージョンなど)
- 分散コンピューティング戦略(エッジ処理など)
- スケーリング戦略(Auto Scaling、休止状態など)
【コスト最適に関連するサービスや設定知識】
- ハイブリッドコンピューティングオプション(AWS Outposts、AWS Snowball Edgeなど)
- インスタンスタイプ、ファミリー、サイズ(メモリ最適化、コンピューティング最適化、仮想化など)
- コンピューティング使用率の最適化(コンテナ、サーバーレスコンピューティング、マイクロサービスなど)
【購入方式の知識】
- AWS購入オプション(スポットインスタンス、リザーブドインスタンス、Savings Plansなど)
【コスト管理サービスの知識】
- AWSコスト管理サービス機能(コスト配分タグ、マルチアカウント請求など)
- AWSコスト管理ツールの適切なユースケース (Cost Explorer、AWS Budgets、AWS Cost and Usage Reportなど)
スキル
【最適なサービスの選択】
- 適切なロードバランシング戦略を決定する(Application Load Balancer[レイヤー7]. Network Load Balancer[レイヤー4]、Gateway Load Balancerの比較など)
- 費用対効果の高い AWS コンピューティングサービスをユースケースに応じて決定する(Lambda、Amazon EC2、Fargateなど)
【インスタンス選定】
- ワークロードに適したインスタンスファミリーを選択する
- ワークロードに適したインスタンスサイズを選択する
【コスト効率なソリューション方式設計】
- 伸縮自在なワークロードに適したスケーリング方法と戦略を決定する(水平と垂直の比較、EC2 の休止状態など)
- さまざまなクラスのワークロード(本番ワークロード、非本番ワークロードなど)に必要な可用性を判断する
3. コストを最適化したデータベースソリューションを設計する
知識
【コスト最適なアーキテクチャ知識】
- キャッシュ戦略
- データ保持ボリシー
- データベースキャパシティープランニング(キャパシティーユニットなど)
- データベース接続とプロキシ
- データベースレプリケーション(リードレプリカなど)
【コスト最適なデータベース選定に関する知識】
- データベースエンジンの適切なユースケース(異種間移行、同種間移行など)
- データベースタイプとサービス(リレーショナルと非リレーショナル、Aurora、DynamoDBの比較など)
【コスト管理サービスの知識】
- AWSコスト管理サービスの機能(コスト配分タグ、マルチアカウント請求など)
- AWSコスト管理ツールの適切なユースケース(Cost Explorer、AWS Budgets、AWS Cost and Usage Reportなど)
スキル
【費用対効果の高いDB選定】
- 費用対効果の高い AWS データベースサービスをユースケースに応じて決定する(DynamoDBとAmazon RDS、サーバーレスとの比較など)
- 費用対効果の高いAWSデータベースタイプ(時系列形式、列指向形式など)を決定する
- 適切なデータベースエンジンを決定する(MySQLとPostgreSQLの比較など)
【コスト最適なデータベース設定】
- 適切なバックアップポリシーと保持ポリシー(スナップショットの頻度など)を設計する
- 異なるデータベーススキーマまたは、異なるデータベースエンジンに移行する
4. コストを最適化したネットワークアーキテクチャを設計する
知識
【コスト最適なネットワークサービスの知識】
- ロードバランシングの概念(Application Load Balancerなど)
- NATゲートウェイ(NATインスタンスと NATゲートウェイのコスト比較など)
- ネットワーク接続(プライベート回線、専用回線、VPNなど)
- ネットワークルーティング、トポロジ、ピアリング(AWS Transit Gateway、VPCピアリングなど)
ネットワークサービスの適切なユースケース(DNSなど)
【コスト管理サービスの知識】
- AWSコスト管理サービスの機能(コスト配分タグ、マルチアカウント請求など)
- AWSコスト管理ツールの適切なユースケース(Cost Explorer、AWS Budgets、AWS Cost and Usage Reportなど)
スキル
【効率的なネットワーク利用方式の決定】
- コンテンツ配信ネットワーク(CDN)とエッジキャッシュに対する戦略的二ーズを判断する
- 適切なスロットリング戦略を選択する
【コスト最適なネットワーク設定】
- ネットワークに適切なNATゲートウェイタイプ(1つの共有NATゲートウェイと各アベイラビリティーゾーンのNATゲートウェイの比較など)を設定する
- 適切なネットワーク接続を設定する(Direct Connect、VPN、インターネットの比較など)
- ネットワーク転送コストを最小限に抑えるために適切なネットワークルートを設定する(リージョン問、アベイラビリティーゾーン問、プライベートからパブリック、Global Accelerator、VPCエンドポイントなど)
- 既存のワークロードをレビューしてネットワークを最適化する
- ネットワークデバイスに適切な帯域幅割り当てを選択する(単一のVPNと複数のVPNの比較、Direct Connectの速度など)
試験範囲のAWSのサービスと機能
太字は詳細も出題される
分析:
• Amazon Athena
• AWS Data Exchange
• AWS Data Pipeline
• Amazon EMR
• AWS Glue
• Amazon Kinesis
• AWS Lake Formation
• Amazon Managed Streaming for Apache Kafka (Amazon MSK)
• Amazon OpenSearch Service
• Amazon QuickSight
• Amazon Redshift
アプリケーション統合:
• Amazon AppFlow
• AWS AppSync
• Amazon EventBridge
• Amazon MQ
• Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS)
• Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS)
• AWS Step Functions
AWS コスト管理:
• AWS Budgets
• AWS Cost and Usage Report
• AWS Cost Explorer
• Savings Plans
コンピューティング:
• AWS Batch
• Amazon EC2
• Amazon EC2 Auto Scaling
• AWS Elastic Beanstalk
• AWS Outposts
• AWS Serverless Application Repository
• VMware Cloud on AWS
• AWS Wavelength
コンテナ:
• Amazon ECS Anywhere
• Amazon EKS Anywhere
• Amazon EKS Distro
• Amazon Elastic Container Registry (Amazon ECR)
• Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS)
• Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS)
データベース:
• Amazon Aurora
• Amazon Aurora Serverless
• Amazon DocumentDB (MongoDB 互換)
• Amazon DynamoDB
• Amazon ElastiCache
• Amazon Keyspaces (Apache Cassandra 向け)
• Amazon Neptune
• Amazon Quantum Ledger Database (Amazon QLDB)
• Amazon RDS
• Amazon Redshift
デベロッパーツール:
• AWS X-Ray
フロントエンドのウェブとモバイル:
• AWS Amplify
• Amazon API Gateway
• AWS Device Farm
• Amazon Pinpoint
機械学習:
• Amazon Comprehend
• Amazon Forecast
• Amazon Fraud Detector
• Amazon Kendra
• Amazon Lex
• Amazon Polly
• Amazon Rekognition
• Amazon SageMaker
• Amazon Textract
• Amazon Transcribe
• Amazon Translate
マネジメントとガバナンス:
• AWS Auto Scaling
• AWS CloudFormation
• AWS CloudTrail
• Amazon CloudWatch
• AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)
• AWS Compute Optimizer
• AWS Config
• AWS Control Tower
• AWS Health Dashboard
• AWS License Manager
• Amazon Managed Grafana
• Amazon Managed Service for Prometheus
• AWS マネジメントコンソール
• AWS Organizations
• AWS Proton
• AWS Service Catalog
• AWS Systems Manager
• AWS Trusted Advisor
• AWS Well-Architected Tool
メディアサービス:
• Amazon Elastic Transcoder
• Amazon Kinesis Video Streams
移行と転送:
• AWS Application Discovery Service
• AWS Application Migration Service
• AWS Database Migration Service (AWS DMS)
• AWS DataSync
• AWS Migration Hub
• AWS Snow ファミリー
• AWS Transfer Family
ネットワークとコンテンツ配信:
• AWS Client VPN
• Amazon CloudFront
• AWS Direct Connect
• Elastic Load Balancing (ELB)
• AWS Global Accelerator
• AWS PrivateLink
• Amazon Route 53
• AWS Site-to-Site VPN
• AWS Transit Gateway
• Amazon VPC
セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス:
• AWS Artifact
• AWS Audit Manager
• AWS Certificate Manager (ACM)
• AWS CloudHSM
• Amazon Cognito
• Amazon Detective
• AWS Directory Service
• AWS Firewall Manager
• Amazon GuardDuty
• AWS IAM Identity Center (AWS Single Sign-On)
• AWS Identity and Access Management (IAM)
•** Amazon Inspector**
• AWS Key Management Service (AWS KMS)
• Amazon Macie
• AWS Network Firewall
• AWS Resource Access Manager (AWS RAM)
• AWS Secrets Manager
• AWS Security Hub
• AWS Shield
• AWS WAF
サーバーレス:
• AWS AppSync
• AWS Fargate
• AWS Lambda
ストレージ:
• AWS Backup
• Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS)
• Amazon Elastic File System (Amazon EFS)
• Amazon FSx (すべてのタイプに対応)
• Amazon S3
• Amazon S3 Glacier
• AWS Storage Gateway
