7
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【OCI Data Catalog】プライベートADBに対してデータカタログを利用する

Posted at

はじめに

今回は、プライベート・エンドポイントを利用してプライベートサブネットに配置されているADBを、データ・カタログのデータソースとして設定する手順を紹介します。

前提条件

  • 必要なポリシーが付与されている
  • データソースとするADBが作成されている(今回はATP)
  • データ・カタログインスタンスが作成されている

参考リンク

手順

1. プライベート・エンドポイントの作成

  • プライべート・エンドポイントを作成します。
    データ・カタログの画面で左メニューからプライベート・エンドポイントを選択します。

image.png

  • ADBの情報を確認します。

作成したデータベースのAutonomous Database詳細画面を開きます。
image.png

VCN名とサブネット名、プライベート・エンドポイントURLを確認します。(次のステップでこの値を入力します。)
image.png

  • プライベート・エンドポイントを作成します。

名前(任意の値)を入力、ADBを作成しているVCNとサブネットを選択、「解決するDNSゾーン」にプライベート・エンドポイントURLを入力します。

image.png

数分~数十分で作成が完了するとActiveになります。
image.png

2. データ・カタログへプライベート・エンドポイントのアタッチ

  • 対象のデータ・カタログに作成したプライベート・エンドポイントをアタッチします。

image.png

先程作成したプライベート・エンドポイントを選択して、アタッチを押します。
image.png

状態がUpdatingからActiveに代わると利用可能になります。
image.png

image.png

3. データ・アセットの作成

  • データ・カタログの画面から、データ・アセットを作成します。

名前:任意
タイプ:今回はAutonomous Transaction Processing(作成しているデータベースに合わせてAutonomous Data Warehouseなど選択)
データベース名:対象ADBのデータベース名
プライベート・エンドポイントの使用:✅
image.png

4.接続の作成

  • データ・アセットへ対象ADBの接続を作成します。

image.png

image.png

ADBのウォレットをアップロードします。TNS別名を選択、ユーザー名とパスワードを入力して、接続のテストをします。接続が成功すると、右上に成功のメッセージが表示されます。
接続に成功したことを確認して追加をクリックします。接続が追加されました。
image.png

5. メタ情報の収集

  • メタ情報を収集します。

image.png

ウィザードに沿って作成していきます。
先程作成したデータ・アセットへの接続を選択します。
image.png

メタ情報を収集したいスキーマを選択します。
image.png

ジョブの作成画面の内容を確認し、ジョブの作成をクリックします。
image.png

ジョブが完了すると無事メタ情報が収集できます。

7
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?