技術勉強辛い!
そう思うことは幾度となくあります。楽しい実装もあれば、乗り気にならないけど今のうちに知っておかないとあとで苦労するんだよなと思い手を少しつけてそのまま放置ということもしばしば。特に資格試験はペーパー試験が苦手な人にとっては難関かなと思います。
資格試験と「勿体無い」精神
IPAの資格試験には「午前Ⅰ試験免除」を特典でもらえる試験があります。そう「応用情報技術者試験」ですね。この「応用情報技術者試験」によってもらえる「午前Ⅰ試験免除」って有効期限が二年しかないわけです。高度試験の多くは年1回しか実施されないことを鑑みると2回以内に高度試験は受からないとまた午前Ⅰを受けることになるわけです。これは勿体無いですね。
経験上、同じ高度試験でも午前試験がある受験者集団より、午前免除試験の方が有意に出席率も高いことは多い気がするので実際に「勿体無い」精神でIPAの高度試験を取りきれてしまうのではないでしょうか。
逆にいうと「応用情報」「高度試験」をセットで考えて2-3年間スパンの勉強計画を立てることでITを活用したものを作る人材に必要な応用的知識+高度試験相当の知識セットを持つことができるわけです。
民間の資格試験でも他の類似試験を受けていると半額になる試験もいくつかあると思うので複数試験セットで受けるというのは一つ重要な戦略なのかなと思います。
人を巻き込み責任感で達成する
体感として「みてくれる人」の存在によって実行する確率は格段に上がるように思います。特に「資格取るぞ」と言って資格取れなかったらちょっと悲しいですね。(自分のことなのですが)特に理由が「勉強不足だった」というと自分の情けなさがより際立ちます。そういうことにならないためにも、勉強しようというのは個人的にかなり強いモチベーションになります。
より効果を上げるとしたら「同じ目標へ向かう仲間」を募って進捗を雑に共有すると効果的です。
できない自分を許す
それでも、「業務が忙しい」「インフルエンザにかかった」などで勉強がうまくいかないことはあります。むしろうまくいかないことばかりです。その時、0 or 100にならずここまでやれた次はこういう対策をする。といった「今の自分」を認めることは勉強をし続けるための「現在地」を示しているだけであり現在地と理想が離れていれば冷静にその距離をゼロにするにはどうすればいいかという思考になっていくのかなと思います。
これらは「アウトプット」にも共通して言える
1人アドベントカレンダーでも「辛い」「インフルエンザだからかけない」と言ったことは何度もありました。アドベントカレンダーも似たような気持ちを持ってここまで走り抜けることができました。
- 「ここまでやったのに完走賞もらえない水準なんて悲しい」
- 「人にカレンダーやると宣言する/誘ってみてやってる仲間がいるから頑張る」
- 「できないことで投げ出さないようにしよう」
※ ひとりアドベントカレンダーは自主的にやってこそです。あまり圧をかけすぎないようにしましょう。
結局「自分がやりたい」「やれたらかっこいい」と心から思えることをやることが大事
転職のため、就職のためと勉強してきたのに入社したら勉強がなくってしまう。そういう時期が自分にも確実にありました。それでも、ある時に「自分が技術のこと好きで語れたらかっこいいな」と思いそのためにアドベントカレンダーや資格勉強を続けています。本来はDBスペシャリスト受かったよという話を書きたかったのですが落ちてしまったため、落ちても勉強を続けられるということを書きました。