イントロダクション
メインで働いているところとは別で年に数回お仕事の依頼をいただくことがあり
そちらの方でVMWareをつかって色々やることがあります。
最近はもっぱらAWSを使うことが多いため、EC2でよく使うAmazon Linux 2をVMWareで立ち上げられないかな
というので調べてみたら合ったのでやってみました。
用意するもの
- VMWareがインストールされているPC
- genisoimageが使えるLinuxマシン
参考サイト様
実施方法
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以下よりVM用のイメージをダウンロードしてきます。
- vmイメージ
- 当該のイメージをVMWareに読み込ませて起動ができることを確認します。この際、そのまま起動せず、終了してください
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Linux側で下記のファイルを作ります。(ユーザ名とネットワーク周りの設定)
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user-data
の作成
#cloud-config users: - default chpasswd: list: | ec2-user:[パスワードを平文で記載] ssh_pwauth: True
上記は、ログインユーザを作ることになります。
いつもは鍵認証だから気にしてなかったけどローカルの時は一時的にパスワード認証が必要になるためです。-
meta-data
の設定
local-hostname: local-amazonlinux2 #network-interfaces: | # iface eth0 inet static # address 192.168.xx.xx # network 192.168.xx.0 # netmask 255.255.255.0 # broadcast 192.168.xx.255 # gateway 192.168.xx.2
あらかじめ設定しておくことで、ネットワークも設定が可能です。
詳しくはこのサンプルを参考に機作すると良いかと思います。
私はDHCPを利用するため、ネットワーク設定はすべてコメントアウトしたままにしました。- 上記2ファイルを1つのISOイメージに入れます。
下記のコマンドを用いて1枚のイメージにします。
genisoimage -output seed.iso -volid cidata -joliet -rock user-data meta-data
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読み込んだVMに対して作成したISOを読み込むようにする。
- ここで注意点
- VMWareの起動順番が初期の段階だと、HDDになっている恐れがあります。VMのBIOSや起動順番でISOを先に読み込むように設定してください!!
- 私はここで1時間くらい悩みました。
上記でVMを起動すると、EC2が起動できるようになります
所感
ふと思ったのですが、これ使えば私のサーバ1台リプレースできるかしら???とかと思ってたり
セキュリティ試験の際にちょこちょこ使ってるんですが、それが軒並みAmazonLinuxEC2と同等に使えるので、
色々テストがしやすいのかなーとかIAMAnyWareを再挑戦してみようかなーとか思っています!!!
それではまた