AIコーディングエージェントと画像・音楽生成AIを組み合わせると、スマホゲームを1人で作れるようになりました。では実際に、いくらかかって、何日かかるのか。ジャンル別に計算した結果をまとめます。
数字は自作のAIゲーム制作費計算機で出したもので、料金は2026年10月5日時点です。規模の基準は、AIエージェントで実際に1人で作ったモバイルゲーム(小規模で約2週間)です。
結論
- 小規模なスマホゲームなら 2〜3週間、約$50〜180
- 費用の約66%は コーディングAIのサブスク
- 画像86枚程度なら Midjourney の最安プラン(月$10)で足りる
ジャンル別(小規模)
| ジャンル | 期間 | 画像数 | コスパ重視 | 標準 |
|---|---|---|---|---|
| ハイパーカジュアル | 6〜10日 | 47枚 | $46〜65 | $128〜181 |
| ノベルゲーム | 12〜20日 | 87枚 | $53〜75 | $128〜181 |
| マージ | 14〜22日 | 86枚 | $53〜75 | $128〜181 |
| カードゲーム | 16〜26日 | 109枚 | $57〜80 | $128〜181 |
- コスパ重視:Gemini(Nano Banana 2)+ Pixabay の無料音源 + Google AI Pro(Gemini CLI)
- 標準:Midjourney + Suno + ElevenLabs + Claude Max 5×
どちらも Google Play の登録料 $25 を含みます。コスパ重視は標準の約40%の費用です。
内訳(マージ・小規模・標準)
| 項目 | 費用 | 割合 |
|---|---|---|
| コード(Claude Max 5×、1か月) | $100 | 約66% |
| ストア登録料(Google Play) | $25 | 約17% |
| 画像(Midjourney) | $10 | 約7% |
| 音楽(Suno) | $10 | 約7% |
| 効果音(ElevenLabs) | $6 | 約4% |
計算の前提
- 画像数 = キャラクター × アニメーションのコマ + 背景 + アイテム + UI。3回生成して1枚使う想定
- コーディング:エージェントが開発日数の約70%で動き、1日あたり約2,000万トークンを読む(大半はキャッシュ)。小規模マージで約2.5億トークン、Claude Sonnet 5.5 の API なら約$163
- サブスクは月単位なので、開発が1か月を超えるともう1か月分かかる。期間を短く区切るのが一番の節約
エージェントに渡す最初のプロンプト
計算機はジャンル・規模・エンジンから、そのまま使える開発スタート用プロンプトも出します。例(マージ・Unity):
あなたは経験豊富なゲーム開発者です。Unity (C#)でAndroid向けの2Dマージゲーム「マイゲーム」を一緒に作ってください。
ルール:コードはシンプルでモジュール化。1ステップ1機能。各ステップのあとにスマホでのテスト方法を教えてください。本番の絵を渡すまでは仮の図形を使ってください。
1. プロジェクト設定、フォルダ構成、シーン遷移(タイトル → ゲーム → リザルト)
2. 仮素材でコアのゲームループ
3. スコア、成長、難易度曲線
...
画像・BGM・効果音のプロンプトも英語でまとめて出るので、Midjourney や Suno にそのまま貼れます。
注意点
- Steam は AI 生成コンテンツを使う場合に申告が必要です。各ストアのルールは公開前に確認してください
- オンライン対戦を入れるとサーバー代(Photon、Firebase など)が別にかかります
- 公開後の運営費・広告費は含めていません
手順やエンジン選びをもう少し詳しく書いた記事はこちらです:AIでスマホゲームを作る方法:手順・ツール・費用【2026年】