朝、毎日のように開いているあの巨大なExcelを起動した。改修を重ねすぎて正体不明の数式が張り巡らされ、VBAがあちこちで動いている。正直、開いた瞬間にため息が出た。でも今日は少しだけ思い方を変えてみた。「こいつを敵扱いするんじゃなくて、味方にできる道はないか?」と。
昼、コーヒーを飲みながら業務の流れを整理してみる。原データが入る→Excelで貼り付け・集計→レポート→PDF化して共有。このループを毎月繰り返している。その中には転記ミス、ファイルの最新バージョン不明問題、引き継ぎ不能なブラックボックス化…。つまり、DXの大敵となる3つの“足かせ”が潜んでいた。
夕方、これからの方針を考えた。Excelは捨てない。慣れたツールには意味がある。ただ役割は変える。入力と集計は分離し、Excelは出力と可視化に専念させる。そしてマクロは可能な限り整理し、仕様をコメントとして残す。例えば次のように、何をしているか一目で分かる書き方を心がける。
夜、振り返りながら思う。DXって新しいシステムを導入することじゃない。現場が安心して使える仕組みを作ることだ。だから今日はあの神エクセルを見つめ直し、「少しずつ変えよう」と小さく誓った。明日から入力フォームにドロップダウンを付けてみる。転記作業を少しでも自動化するために。焦らなくていい、一歩ずつ進めばいい。
短いですが、エッセイ風にしてみました☕
気に入ってくれると嬉しいな!