超小ネタかつ既出感もありますが、結構便利なので一応記事にしてみます。
macのwifiを切り替える時、メニューバーにwifiアイコンを表示しておけば一覧から接続先を切り替えられますよね。でも、カーソルを移動するのが億劫です。macにはSpotlightというなんでも屋がいるので、こいつから直接ネットワーク設定パネルを開けるようにしたいのです。以下用語など、表現はいろいろあると思いますが、細かいことはなしでお願いします。
Automatorを使って、「ネットワーク設定」をアプリケーション化する
Spotlightは検索結果として/Application
下のアプリケーションが優先的に出がちです(体感)。それを利用してAutomatorで設定パネル呼び出しをアプリケーション化してしまい、一発で呼べるようにしようと考えました。
- Automatorを起動
- ⌘+N で新規書類を作製、種類は「アプリケーション」とします
- 左のメニューから「ライブラリ>ユーティリティ」を開き、「シェルスクリプトを実行」を右側にドラッグアンドドロップします
- 四角の中に
open /System/Library/PreferencePanes/Network.prefPane
をコピペし、「シェル」のプルダウンメニューを/bin/bash
にします - 最後に呼び出したい名前(自分の場合はwifi) をつけて
/Application
に保存します
ここまですればSpotlightに設定した名前を打ったとき、作製したアプリケーションがトップヒットするようになるのでサクッと設定パネルが開けます。
おまけ
今回使った/System/Library/PreferencePanes/
には「システム環境設定」の各設定項目があります。なのでNetwork.prefPanes
を任意の設定項目に変えるだけで別の項目のショートカットも作れます。また、それぞれの.prefPanes
をopen
コマンドで開けばいいのでお使いのシェルにアイリアスを貼ればターミナルからでも呼び出せます。「設定の操作までcuiでやれば?」と思うかもしれませんがちょっとめんどくさいのでパスしてます。
Appleの.prefPanes
とか.mobileconfig
とか変な拡張子ちょっとすきです。