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基本情報技術者試験対策を振り返る

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はじめに

先日、基本情報技術者試験を受験し合格基準の6割以上を達成しました。
勉強時間は大体2ヶ月程度、業務終了後に30分~1時間程度勉強を行ってました。(もちろん勉強していない日も多々ありましたが)
自分がどのような勉強をしたのか、また反省点などを振り返っていきたいと思います。

基本情報技術者試験の概要

午前 午後
試験時間 150分 150分
出題形式 多肢選択式(四肢択一)    多肢選択式  
出題数 80問 11問
回答数 80問 5問

基本情報技術者試験は、経済産業大臣が行う国家試験です。
試験は午前試験と午後試験に分かれており、両試験6割以上点数を取らないと合格することができません。
出題範囲は広範囲にわたり、午前試験ではテクノロジ系(アルゴリズム、ネットワーク、セキュリティなど)から50問、マネジメント系(プロジェクトマネジメント、システム監査など)から10問、ストラテジ系(システム企画、経営戦略マネジメントなど)から20問問題が出題されます。
マネジメント系とストラテジ系で合計30問出題されますので技術一辺倒で試験を突破するのは難しいです。

午後試験では、以下のような構成になっています。

問題数   出題分野     必須/選択     配点     
問1 情報セキュリティ 解答必須 20点
問2 ~ 問5 ソフトウェア・ハードウェア、データベース、ネットワーク、ソフトウェア設計、プロジェクトマネジメント、経営・関連法規など    4問の中から2問選択   各15点
問6 データ構造及びアルゴリズム 解答必須 25点
問7 ~ 問11 C言語、Java、Python、アセンブラ言語、表計算 1問を選択 25点

解答必須の問題は問1と問6のみであり、残りの問題は出題から選択します。自分の得意分野に合わせて選択可能です。

午前試験対策

  1. 参考書を1周
    キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和04年を1ヶ月程度かけてを読みました。
    ページ数が700ページ以上あり、途中挫折しそうになりましたが何とか読み切りました。イラストが豊富に使われており、とても理解しやすい内容になっております。こちらすべて読み切っても、問題が全て解けるようになるわけではないので、時間はあまり使わない方が良さそうです。
    自分はKindle版を購入しましたが、単行本をおすすめします。 なぜなら、過去問を解く際に参考書を見返す機会が多いですが、Kindle版だとかなり検索しにくく、1回1回に時間がかかってしまうからです。

  2. ひたすら過去問道場を解く
    「模擬試験形式で出題」の箇所から過去5年分解き、理解できない箇所は参考書で調べたり、ググったりしながら理解できるまで繰り返し解きました。この過去問道場は、ユーザー登録すると問題にチェックをつけることができ後から見返すことができます。わからない問題にチェックをつけ、そのチェックがなくなるまでひたすら復習を行いました。最初の頃は全く解けませんでしたが、徐々に慣れてきますので安心してください。
    基本情報の過去問を解けるアプリ「2022年版 基本情報技術者問題集(全問解説付)」もありますのでこちらもおすすめです。

午後試験対策

  1. 過去問道場過去1年分解く
    どのような問題がでるのかが全くわからなかったので、とりあえず全分野1年分解きました。(プログラミング言語はpythonのみ)
    ここで自分の得意分野が見えてくると思います。

  2. アルゴリズムを過去5年分解く
    アルゴリズムは配点25点あり、解答必須のため避けて通れません。過去問を読み返して理解することが必要と思います。少し日にちが経過した頃に以前解いた過去問に再度チャレンジするようなことも行っておりました。また、擬似言語は事前に把握しておくと当日時間かけずに問題に取り掛かりやすいです。参考にした記事があるので貼っておきます。(擬似言語の説明も記載されています)
    https://www.seplus.jp/dokushuzemi/fe/fenavi/gogo_arukikata/guide_algorithm_of_questions_at_pm/

まとめ

最初は本当に「合格できるのか?」と思いながら勉強していましたが、無事に合格できました。ポイントは、過去問をどれだけ解いて理解ができるかだと思います。自分の試験対策を振り返ってみましたが、誰かのお役に立てれば幸いです。

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