はじめに

Graviton2を利用するとFargateがちょっと安く利用できるようなので，この記事で触る方法について書きたいと思います

そもそもFargateとは

コンテナ向けサーバーレスコンピューティングの一種であり，Dockerのイメージファイルを作るだけで簡単にデプロイできる便利なサービスです.

ARMベースで開発されたAWS独自のCPUのことを指します．
従来のIntel製のCPUと比べて比較的安く利用できることから，コスパに優れています．

以前までこのGraviton2はAWSのサービス「EC2」でのみでしか利用できないモノでした．
しかしおよそ2カ月前にAWS Lambdaでも利用できるようになり，そして今回Fargateでも利用できるようになりました！！

2021年12月05日現在旧コンソール画面にて定義できないため，左上の切り替えボタンを押し，新コンソール画面に切り替えます．
（旧コンソールでできる方いらっしゃりましたら，やり方教えていただけると嬉しいです。。。）

新コンソール画面であることを確認（左上）し，タスク定義を行います．

ステップ1では通常通りコンテナの設定を行います．

ステップ2の環境内のオペレーションシステム/アーキテクチャの項目をLinux/ARM64に変更します．
これでGravition2を利用する設定が整ったので，タスク作成を行います．

後は通常通り起動すると**Gravition2(ARM64)**が利用されます！

従来のvCPU・vRAMと比べおよそ2割安く利用できます
（2021年12月05日時点）

サービス	Linux x86（1時間）	Linux Arm（1時間）	どれぐらい安い
vCPU	$0.05056	$0.04045	-19.9%
vRAM	$0.00553	$0.00442	-20.0%

今回，Fargateをちょっと安く利用する方法について主に書くことができました！
通常の利用であれば2割ほど安いGraviton2を使う価値はあるのではと思います．