はじめに
Azure Media Player の API の使い方のメモです。
Azure Media Player について
Azure Media Player とは、名前の通りで、Azure が提供している Media Player(Web ビデオプレイヤー)です。
Azure Media Player の概要
DASH、HLS、Smooth Streaming などのプロトコルへの対応や、AES などの動的暗号化も可能です。
また、API が用意されているので、Web アプリに埋め込んで利用することもできます。
試した内容
App Service でホストする Web アプリを用意し、Azure Media Player の API を利用し、動画を再生すると開始地点から 10 秒後に再生されるように実装しました。
なお、ストリーミング配信は Azure Media Services で VOD 配信したものを、Azure Media Player 内で再生しています。
Azure Media Player API について
下記が試した Azure Media Player API です。
Azure Media Player API のメソッド
実行したコード
下記が試したコードです。
<script>
var myOptions = {
autoplay: true,
controls: true,
width: "640",
height: "400",
poster: ""
};
var myPlayer = amp("azuremediaplayer", myOptions);
myPlayer.src([{ src: "//<YourStreamingURL>", type: "application/vnd.ms-sstr+xml" }, ]);
myPlayer.addEventListener(amp.eventName.play, startTime);
function startTime() {
myPlayer.currentTime(10);
myPlayer.removeEventListener(amp.eventName.play, startTime)
}
</script>
ポイントとしては、currenTime() を利用して動画の開始時間を指定するには、スクリプト内で Azure Media Player の src を設定した直後に、currentTime() を設定する必要があるっぽいです。
まとめ
他にも色々メソッドも用意されているので、便利に利用できそうですね。
下記が Azure Media Player の API の詳細になりますので、ご参考になれば幸いです。
https://amp.azure.net/libs/amp/latest/docs/index.html