A successful Git branching modelから重要なとこを抽出

Git使うなら絶対に一度は読んだ方がいい良エントリ

• A successful Git branching model
• 日本語訳

理屈は本文読めということで、ルール的な箇所を抽出

#ブランチの種類

1. メインブランチ
2. サポートブランチ

サポートブランチはさらに3種類に分類される

#メインブランチ

• メインブランチはmasterとdevelopの二つ
• この二つは常に存在するし、削除しない
• masterでの開発は一切しない
• developで開発してmasterにマージするのが大きな流れ

#サポートブランチ

• フィーチャーブランチ
• リリースブランチ
• ホットフィックスブランチ
• 用が済めば削除される

##フィーチャーブランチ

• developから分岐してdevelopにマージされる
• 命名規則は特に無し（他の種類のブランチと区別がつくように）
• 個々の機能を実装する
• originにはpushしない

###フィーチャーブランチの一生

$ git checkout -b myfeature develop
$ # 機能の開発
$ git commit -m 'Implement myfeature'
$ git checkout develop
$ git merge --no-ff myfeature # --no-ffフラグでマージして
$ git branch -D myfeature # 開発が終了したブランチは削除する
$ git push origin develop

--no-ffフラグについては本文参照

##リリースブランチ

• developから分岐してmasterにマージされる
• デプロイ用の変更を開発環境に反映したければdevelopにもマージする
• 命名規則はrelease-*
• 機能開発はしない
• デプロイの準備をする

###リリースブランチの一生

$ git checkout -b release-1.2 develop # version1.2のためのリリースブランチ
$ # リリースのための作業
$ git commit -m 'Version 1.2'
$ git checkout master
$ git merge --no-ff release-1.2
$ git tag -a 1.2
$ git branch -D release-1.2

##ホットフィックスブランチ

• masterから分岐してdevelopとmasterにマージされる
• 本番環境発覚したバグなどに対応する
• 命名規則はhotfix-*
• 機能開発ではない

###ホットフィックスブランチの一生

$ git checkout -b hotfix-1.2.1 master
$ #バグフィックス
$ git commit -m 'Fixed severe production problem'
$ # バージョンを一つ上げる
$ git commit -am 'Version 1.2.1'
$ git checkout master
$ git merge --no-ff hotfix-1.2.1
$ git tag -a 1.2.1
$ git checkout develop # もしリリースブランチがあれば、そっちにマージ
$ git merge --no-ff hotfix-1.2.1
$ git branch -D hotfix-1.2.1