1. 受験の経緯

前回(2025年6月)に取得したDevelopment Lifecycle and Deploymentアーキテクト認定に引き続きアーキテクトロールの認定取得を継続しました。

2. 学習方法

①Trailhead

【Salesforce公式】Architect Journey: Identity and Access Management
　主にSSO(IDプロバイダー、サービスプロバイダー)、接続アプリケーション、セキュリティ、データの保護について公式ドキュメントとハンズオン組織を使って学習。
　SSOの動画コンテンツは公開日が数年前のものが多く最新の情報なのやや不安になりました。
Trailheadは25時間程度かかりました。

②過去問＋公式ドキュメント

　ネットに出回っている問題を実施。非公式のものが多かったためURLの掲載は割愛します。約100問の問題を解きました。1日20問くらいのペースで進めました。
　これまのでの試験対策と同様にChatGPTに設問の解説をさせて、登場したキーワードについては公式ドキュメントを確認しました。
　

3. 試験結果

　受験日　：2025年10月26日(日)
　所要時間：89分（105分）
　結果　　：合格

セクション	正答率
Identity Management Concepts（アイデンティティ管理の概念）	70%
Accepting 3rd Party Identity in Salesforce（SALESFORCE におけるサードパーティアイデンティティの承認）	85%
Salesforce as an Identity Provider（ID プロバイダとしての SALESFORCE）	50%
Access Management Best Practices（アクセス管理のベストプラクティス）	56%
Salesforce Identity（SALESFORCE の IDENTITY）	86%
Community (Partner and Customer)（コミュニティ (パートナーと顧客)）	55%

4. まとめ

　今回は設問が難しく回答にもかなり時間を要しました。なんとか合格しましたが全体の正答率は67%と合格ラインぎりぎりという結果になりました。
　要件に応じたIDソリューションパターンを回答する問題が多く、設問も回答も長文の問題が多かったため理解と回答に苦戦しました。IDソリューションはSSOのパターン、ソリューション、機能、設定項目の選択肢が多く知識の定着が甘かったと思います。Trailheadの内容だけではすべてのパターンを実践してカバーすることができないため、自身で実践を通じた学習が必要だったと思います。

　今回の認定取得でアーキテクトロールの3種の認定を取得したため、「Salesforce 認定システムアーキテクト」も自動取得しました。次は「認定アプリケーションアーキテクト」の前提資格の「Salesforce 認定 Platform Data アーキテクト」、「Salesforce 認定 Platform Sharing and Visibility アーキテクト」の取得を目指そうと思います。