# 概要
AWS上のRDSやCloud SQLなどのデータベースからBigQueryへのリアルタイムなデータ連携を実現し、またGoogle CloudにおいてOpenSearchやCassandraなどAWSと同じマネージドのデータ管理基盤を整えることで、クラウドの垣根を超えて新規プロジェクトや新規事業にデータを活用する方法を、ベスト プラクティスやユースケースも含めてご紹介します。
Aiven Japan 合同会社 嘉門 延親 氏
カントリーマネージャー
所感
マルチクラウド、という選択は現状では選択肢に上がってきたことはないが、
その冗長性の確保やいいとこ取りをする、という観点は確かにその通りで、
クラウドは誰にも平等に使用できるようになっているので、いいとこ取りで使えるなら、ひとつのクラウドに固執せずに使うべきと思いました。
しかしながら、それを実現するためのハードはかなり高く、
aiveさんのようなサービスがないと運用コスト、構築コストがかなりのものになる。
マルチクラウドの課題を解決するソリューションを使う事で、
それぞれのサービスにとって、まさにいいところだけを活用していく、
僕らクラウドユーザー側にとってのメリットは大きそう。
内容メモ
なぜマルチクラウド?
- クラウドのいい部分を使う
- ベンダーロックインの回避
- 費用対効果
- クラウドによって、サービスによって価格が違う
- 革新的なテクノロジー
- 高度なセキュリティと規則遵守
- 信頼性と冗長性の向上
現実
- 管理の複雑性
- リソースが限られている
- 一貫したセキュリティーの維持
- ソフトウェア環境の統合
- クラウド間で一貫したパフォーマンスの信頼性と実現が難しい
GCPではマネージドで提供されていないものもある
→追加コスト、リソース - apache kafka
- openseach
aiven
- 自社の既存の利用はそのまま活用
- 複数のクラウドで利用可能
- コストも全てまとめて固定で提供
- OSSのデータ基盤をマルチクラウドで展開
- クラウドにはそれぞれのお作法ががある
- セットアップ
- バックアップの有無、方法
- コスト
- モニタリング
- 各クラウドの上位レイヤーにaivenが存在する
- aiven上で、サービスと展開したいクラウドを選択
- 10分でプロビジョニング
- コストを、全てのクラウドを含めて固定で一括で提供
普通にマルチクドにする際の課題
- マルチクラウドの管理の複座さ、運用コスト
- データ抽出のバッチ
- NWコストの読みづらさ
- 既存構成の変更は最小限にしたい
- クラウド感のデータ転送によるセキュリティ
→これらをaiveが解決
AWS にはあるがGCPにはないマネージドサービス
- コストの問題
- ライセンス購入
- セルフマネージドのリスク、煩雑さ