概要
機械部品調達の AI プラットフォーム meviy は昨年グローバル展開を本格始動。事業成長に伴い、イノベーションを起こすチーム カルチャー醸成が求められていました。このセッションでは、その活動の一環として実施した Google の自己肯定感を高めるワークショップ #IAmRemarkable とその後の組織の変化を説明します。日本企業におけるカルチャー推進に関心をお持ちの方は是非ご参加ください。
株式会社ミスミ 大川 英恵 氏
ID企業体IDマーケティング推進室 ジェネラルマネジャー
Google Cloud 小澤 真由子
パートナー事業本部 Partner Development Manager, Data Analytics
所感
IAmRemarkable、という言葉を初めてしりましたが、すごくいいお話でした。
話の中で、こういった活動は業務外から始まっていて、
活動の正当性や、事業に対する生産性が見えづらく、どう活動していくべきか、という悩みもあったとありました。
これはきっとどこも同じことが言えると思うのですが、
活動を続ける中で業務の中で変化が見られた・実感した、という話が印象的でした。
IAmRemarkable、私は素晴らしい!
どんな小さなことでもいいから、自己肯定を行えることで、日々頑張れる。
仕事もそうですが、それ以上の大切なことを教えてもらった気がしました。
会場に、IAmRemarkableのブースがあって、いろんな人が「私は素晴らしい」と思うことを付箋に書いてはっていて、それを見るだけでも、心にくるものがありました。
内容
イノベーションを起こすカルチャーとは
社員の自己肯定感を高める、IAmRemarkable
イノベーションとは
- 自社にとって新しいものを導入する事
そのために必要な要素
- 多様性の尊重
- ビジョン共有
- 自主性
- 内発的動機づけ
- 外からの報酬に影響されない動機
- 持続的なイノベーションの原動力
- #IAmRemarkable
- Remarkble = 素晴らしい
- リスクテイク
- つながりとコラボレーション
#IAmRemarkable
全ての人々、偏見に晒され過小評価されている人などなど、
自分の功績を率直に語れるように後押しする。
- 多様性のある環境の推進
- 多様性とマイノリティグループ支援への後押し
- モチベーションと自己肯定感の改善
- チームの結束が強化
これまでに、50万人以上の参加者数がいて、82%以上が以前よりも自信がついたと回答
meviyになぜ必要か?
meviy
- 機械部品の販売おいて、ほとんどがEC化できている
- 一方で、特注品の機械部品のデジタル化が進んでいない
- 紙の設計図の作成など
- meviyに3Dの設計データをブラウザでアップすると、AIが自動で見積もり
- そのまま発注もできて、製造プログラムを生成してくれる。
- これまでの発注プロセスから考えると革命的
- 利用ユーザー数の拡大、アップロードデータの拡大
社内プロジェクト「project connect」
- 誰かが誰かに頼れる、支えられる、繋がれる
事業成長に伴い、メンバーが増獲ていく中で、グローバル基準のカルチャーを作る必要があった
googleに協力してもらいながら、セッションを実施
→管理職層にまずは実施。
- 管理職層にまず理解してもらう必要があった
対談
カルチャーセッション後の変化は?
現場のポジティブの反応を感じた。
殺風景な進捗報告会に、今週の素晴らしかった出来事などが加わった。
- 参加者の積極的な姿勢が印象的
- 参加してはじめて、心理的安全性がなかったんだと気づいた。
今回のプロジェクトを進める際に課題になった事
ボランティアでの活動で、それが評価される仕組みはない。負担にならないか進め方に悩んだ。
google側からの、年間プランや進め方の提示などアドバイスが参考になった
googleとの取り組みに期待する事
参加メンバーは、googleのオフィスに行くだけでも刺激があった。
セッションをやる度にポジティブな声がでてくる。
海外チームのメンバーがこの活動を広めてくれていて、googleのグローバルカルチャーの作り方を参考にし、真似しながら展開したい。