概要
現在、Google for Startups などのスタートアップ支援プログラムが様々な企業で活用されています。本セッションでは、創業初期から Google Cloud をご活用している Bitkey と Luup が、プログラム活用方法やインフラの変遷など、スタートアップの各成長ステージでの Google Cloud 活用術について説明します。
株式会社ビットキー Developers Experience Div. VP of Engineering
佐藤 正大 氏
株式会社Luup Software Development部 Co-founder, CTO
岡田 直道 氏
Google Cloud カスタマー エンジニア、スタートアップ リード
岩成 祐樹
所感
bitkeyとLUUP、2社のスタートアップがGCPを使ってどのように今日に至ったか、というお話し。
両社ともに、創業期の思いのお話からあり、とても興味深かった。
全ての鍵を一つで、という考え方も面白く、確かにいい、と納得してしまったし、
気軽に乗っていける電動モビリティで街じゅうを駅前化する、というのもワクワクした。
そんなスタートアップ2社が、GCPを選んだ理由と、どのようなアーキテクチャをもってここに至ったか。
非常に参考になるお話しでした。
内容メモ
bitkey
- 従業員数:230名
- 開発者:80名
- 「鍵」はなんで別々に存在するのか?
- 顔認証なら全て一つ
- 人々の生活全てを対象に
- 暮らしと仕事、そしてそれ以外(イベントなど)
LUUP
- 従業員数:80名
- 開発者:10名
- 街じゅうを駅前化するインフラを作る
- ハードウェア
- 車両
- 自治体など土地ごとの連携
- モバイルアプリ
- Data
- 4700以上のポート(車両置き場)
技術から見たGCP活用
bitkey
LUUP
GCPの決め手
- 試乗会では鍵さえ開けば良かった(LUUP)
- FireBaseの選択が頭にあった
- そこから自然にインフラもGCPになっていった
- 同じく、デモンストレーションの段階で、FireBaseの選択があった(Bitkey)
- クイックにモバイルアプリが開発できる
- GCPのサービスの新規性と、使いやすさ(Bitkey)
インフラをアップデートするタイミングと判断基準
- 予算策定のタイミングにコスト予測から(LUUP)
- リソース使用率の増加も見ている(LUUP)
- FireBaseからAlloyDBへ移行中(Bitkey)
意思決定のプロセス
- スタートアップにおいては、新しい事をやっているゆえに課題が山ほどある。(Bitkey)
- 課題の粒度を認識し、カテゴライズする事
- 課題の粒度から、テックリードや経営層がすることが多い(LUUP)
## 組織から見たGCPの活用
スケールに向けた観点
- LUUP
- 車両とアプリの可溶性
- 信頼性(SLO)
- bitkey
- オブザーバビリティ
- リスクの事前察知
- 早期解決
- 分散トレーシング
- 物理からクラウドインフラ
- 学習継続力の高いチームビルディング
- オブザーバビリティ
技術以外のGCP活用
- スタートアップ支援
- 技術支援
- 資格支援
- カルチャーセッション
- コミニュティ、ミートアップ
- googleイズムをしれる、感じれるのがいい