for文, 拡張for文, イテレータの３種類の方法を使用してArrayListの中身を順に取り出してみた。

１．はじめに

ラーメンの提供している姿をみていたらArrayListのことを思い出してしまった。
JavaのArrayListクラスに慣れるために３つの方法を使用して中身を順に取り出す練習をすることにした。
ArrayListクラスは実務でも非常に多く使用されており、平然と使えるようにならないといけない。

２．３種類の方法

for文

一般的な繰り返し方法。変化式を記述できるのが特徴

for (int i; i < リスト変数.size(); i++){
  // 変数iがリスト変数の要素数未満の場合に繰り返す処理
  ...
}

拡張for文

for文を可読性の高いものにした方法。すべての要素を順番に処理していくのが特徴

for (リスト要素の型 i : リスト変数){
  // リスト変数の要素数まで繰り返す処理
  ...
}

イテレータ

for文を可読性の高いものにした方法。hasNext()やnext()を使用して次の要素が存在するかを判定しながら処理していくのが特徴

Iterator<リスト要素の型> i = リスト変数.iterator();
while (i.hasNext()){
  // リスト変数の要素数まで繰り返す処理
  String str = i.next();
  ...
}

2.1　for文

for文を利用しての実行は下記のようなものになった。

RamenFor.java

import java.util.ArrayList;

public class HelloRamen {
	public static void main(String[] args) {
		ArrayList<String> noodles = new ArrayList<String>();
				
		noodles.add("とんこつ");
		noodles.add("しょうゆ");
		noodles.add("しお");
		
		for (int i = 0; i < noodles.size(); i++) {
			System.out.println(noodles.get(i));
		}
	}
}

2.2　拡張for文

拡張for文を利用しての実行は下記のようなものになった。

RamenExpansion.java

import java.util.ArrayList;
import java.util.Iterator;

public class HelloRamen {
	public static void main(String[] args) {
		ArrayList<String> noodles = new ArrayList<String>();
				
		noodles.add("とんこつ");
		noodles.add("しょうゆ");
		noodles.add("しお");
		
		Iterator<String> i = noodles.iterator();
		while (i.hasNext()){
		  String str = i.next();
		  System.out.println(str);
		}
	}
}

2.3　

拡張for文を利用しての実行は下記のようなものになった。

RamenExpansion.java

import java.util.ArrayList;

public class HelloRamen {
	public static void main(String[] args) {
		ArrayList<String> noodles = new ArrayList<String>();
		
		noodles.add("とんこつ");
		noodles.add("しょうゆ");
		noodles.add("しお");
		
		for (String noodle : noodles) {
			System.out.println(noodle);
		}
 		
	}
}

３．結果

結果

とんこつ
しょうゆ
しお

まとめ

今回はArrayListクラスで基本的な取り出しを練習した。
これを実務でも応用することによって、データの取り出しをスムーズなものにしようと思う。
ユキのIT教室