1.はじめに
2025年、約6か月間でプロフェッショナルレベルを含むAWS認定資格を4つ取得しました。
「AWS資格って実務で役立つの?意味あるの?」「勉強ってどう進めたの?」
といった疑問を持っている方に向けて、勉強方法、実際に資格を取ってみて感じたことをまとめます。
あくまで一個人の経験談ですが、これから挑戦する方の参考になれば嬉しいです。
2.前提(筆者の経歴)
・非情報系学部出身(執筆時点:社会人5年目)
・仕事では主にWebアプリ案件を担当
・AWSの一部サービスは業務利用経験あり
・業務で利用していた主なサービス(EC2、EBS、S3、CloudWatch、Backup)
3.なぜ取得しようと思ったか
仕事上お客様の要望をヒアリングする顧客折衝の機会が多くあります。
その中でAWS関連の話題が出る事も少なくなく、知見が深まれば提案力の向上に直結すると感じました。
自ら構成案を提案できるようになりたいという思いもあり、資格取得を通じて体系的に学ぶことを決意しました。
4.取得済みの資格
・AWS クラウドプラクティショナー(※2022年に取得済み)
・AWS AIプラクティショナー
・AWS SysOpsアドミニストレーター アソシエイト
・AWSソリューションアーキテクト アソシエイト
・AWSソリューションアーキテクト プロフェッショナル
5.勉強方法
私がやったことは大きく5つです。
1.AWS認定資格テキスト
2.Udemyの模擬試験問題集
3.WEB問題集
4.BlackBelt
5.自身のAWSアカウントで技術検証
1週間ごとに学習目標を設定しました。
問題集は最低3周行い、正解・不正解の理由を説明できるようになることを目標としました。
6.試験申し込みと学習ペース
・資格取得後、1~1.5か月後を目標にすぐに次の試験の申込を行いました。
(ダラダラと長期間学習しないようにするため)
・学習時間は平日1~2時間、休日3~4時間程度
7.所感
資格取得によって得られたこと、感じた限界は以下の通りです。
良かった点
・上司との会話の中でAWS構成をイメージ出来るようになった。
・広く浅くサービスの概要を押さえられた。
・新しい用語や構成図を見ても心理的ハードルが下がった
・継続的な学習習慣が身についた
感じた限界
・案件を通じた実務経験なしでは「机上の知識止まり」になりやすい。
・資格はあくまで案件の前準備
と感じた。
➡ 最終的には、案件での経験 > 資格 という実感
8.最後に
前述の通り、今回の資格取得は私にとって案件に臨むための前準備という位置づけです。
学習を通じて得られた知識は、今後の実務で活かせる場面もあると感じています。