『自分で実装するのが簡単に見えるライブラリ』は
インストールせずにできる限り自分でコードを書いた方がいい。
というのは、ライブラリとは他人が作ったプロジェクトなので、
たくさんライブラリを使っていくと他人任せな保守性が悪いプロジェクトになってしまうから。
基本的にXcodeのバージョンアップに、ライブラリも対応していかなければならない。なので、Xcodeのバージョンアップをした時に、ライブラリでエラーになることがある。
ちゃんとしたライブラリ(企業が作っているライブラリや有名なライブラリなど)は、Xcodeのバージョンアップのたびにメンテナンスしてくれるが、そのような個人が作ったマイナーなライブラリだと、メンテナンスしてくれない可能性がある。
なのでバージョンアップのタイミングでエラーになったりすると、
そのライブラリの中身を確認して修正しなければならない。
ライブラリの修正はかなり難しい。
そして、もし修正が難しければそのライブラリは使わないという選択をしなければならない。使わないとなれば一から作成することになり、すぐにバージョンアップしたいのに、できないという状況になる。
『自分で実装するのが簡単に見えるライブラリ』の一例としては
「星5段階で評価するUI」など。
要は、有名なライブラリ以外はなるべく使わないほうが良い。
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《見極め方》
◆ ライブラリの更新頻度
◆ ライブラリを検索した時に、10件以上記事があること。
◆ ライブラリを出しているのが個人か起業かどうか。
◆ そのライブラリの容量はどのくらいあるのか。
◆ spmに対応しているか。
◆ ライブラリを使う場合は、アプリ内に明記しなければならない等。
→ RealmSwift, SwiftLint,
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「星5段階で評価するUI」をライブラリを使わずにコードで書いた例。
import UIKit
class ViewController: UIViewController {
@IBOutlet weak var ratingImageView: UIImageView!
var rating: Int = 0 {
didSet {
let imageName = "star\(rating)"
ratingImageView.image = UIImage(named: imageName)
}
}
@IBAction func ratingButtonTapped(_ sender: UIButton) {
// rating を更新します。
if rating == 5 {
rating = 0
}
rating += 1
}
}
この例では、1つのボタンで星の評価を行います。
ボタンをタップするたびに、ratingの値を1ずつ増やしていきます。
ratingの値が5になったら、また最初の評価に戻るように実装しています。
また、星の画像を表示するために、ratingImageViewを使用しています。
ratingの値が変更されるたびに、imageName変数を更新して、
対応する星の画像を読み込みます。