[Laravel-adminを導入しよう！その5] Laravel-adminをインストールしSSL化する

シリーズ一覧

1. [Laravel-adminを導入しよう！その1] ConoHa VPSにCentOS Stream8をインストールしVSCodeでSSH接続できるようにする - Qiita
2. [Laravel-adminを導入しよう！その2] CentOS Stream8にNginx、PHPをインストールする - Qiita
3. [Laravel-adminを導入しよう！その3] CentOS Stream8にLaravel9（PHP8、Nginx、MariaDB）をインストールする - Qiita
4. [Laravel-adminを導入しよう！その4] [CentOS Stream8 & Nginx] 無料のSSL証明書「Let's Encrypt」でSSL化する - Qiita
5. [Laravel-adminを導入しよう！その5] Laravel-adminをインストールしSSL化する - Qiita ←本記事

サーバー構成

OS: CentOS Stream8
Nginx: 1.20.2
PHP: 8.1.5
MariaDB: 10.3.28
Laravel: 9.9.0

概要

本シリーズは、VPS上に構築したCentOSに、IT資産管理ツールを構築することを最終目的としています。
IT資産管理ツールのUIは、Laravelの管理画面ライブラリである「Laravel-admin」を使用します。
前回の記事では、Let's Encryptを使ったサイトのHTTPS化をしました。
今回は、手軽に管理画面を構築できるライブラリ「Laravel-admin」のインストール手順を説明します。

Laravel-adminをインストールする

Laravel-adminはLaravelのライブラリとして提供されています。
前提としてLaravelがインストールされている必要があります。
まだインストールしていない場合は過去の記事を参考にLaravelをインストールしてください。

Laravel-adminインストール

インストール手順は公式サイトに記載されています。

composer require encore/laravel-admin
php artisan vendor:publish --provider="Encore\Admin\AdminServiceProvider"
php artisan admin:install

これでインストール完了です。

http://サイトのドメイン/adminにアクセスするとLaravel-adminのログイン画面が表示されます。
初期設定では「ID:admin / PW:admin」でログインできます。

SSL設定を有効化する

既にサイトをSSL化している場合は、ログインボタン押下後に混合フォーム(Mixed form)に関するエラーが表示されてしまうことがあります。
※混合フォームについて

このエラーは、サイト自体はSSLされているにもかかわらず、Laravel-adminのフォームがSSL化されてないことが原因で起きます。
下記設定ファイルを変更するだけで修正することができます。

/config/admin.php

'https' => env('ADMIN_HTTPS', false),

falseをtrueに変更して上書き保存すればエラーが解消され、ログインボタンが機能するようになります。

参考サイト

Laravel admin | laravel-admin
危険な“混合フォーム（mixed forms）”にご用心 ～「Google Chrome 86」から警告措置 - 窓の杜
laravel-adminのSSL化方法 - Qiita