相手と揉めず、しかし“線引き”を明確に伝えるための、丁寧かつ毅然とした文面を書いてみました。
以下では、手順書の引継ぎ例を挙げていますが、退職する際など、状況(退職月末・有給取得の妨げになりそう・曖昧な品質要求を防ぎたい)に合わせて、**「手順書の判断基準をこちらで先に宣言する」**形で参考にしてください。
↓
手順書についてですが、品質基準が曖昧なまま進めると完成判断が難しく、私の作成範囲と品質の基準を事前に共有させてください。
■ 手順書の品質基準
手順書は、**「担当者が操作手順を問題なく再現できる状態」**を基準として作成いたします。
そのため、以下を満たす内容をもって完了とさせていただければと思います。
操作の目的が分かること
手順が順番に記載され、再現可能であること
必要な画面・ボタン・入力項目が明確であること
■ 対象外としたい事項
作業品質に直接影響しない以下の点につきましては、完了基準には含めない前提で進めさせていただきます。
「〇〇という書き方ではなく【】のほうが良い」など、表記・体裁の細かなこだわり
文言の好み、語尾の調整など、実務に影響しない修正全般
文体ルールの細かい統一
■ 今後の稼働予定について
現在、退職に向けた引き継ぎ業務として手順書作成を進めておりますが、
今週末の12日(金)を最終出社日とし、それ以降は有給休暇を取得させていただく予定です。
手順書については、上記品質基準に沿って責任を持って仕上げますので、
問題なければこの基準・スケジュールで進めさせていただきます。
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。