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Route53を使用してEC2にドメイン名を紐づける

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概要

Route53を使用して取得しているドメイン名をEC2に紐づけます。またEC2にapacheをインストールし、インターネット上からHTMLが表示できるようにします。

0. 前提条件

  • AWSのアカウントを取得していること。
  • AWSのセキュリティ対策として、IAMや多要素認証をしていること。
  • お名前.comなどでドメインを取得していること。
  • 本書ではWindows10 Proを使用します。

1. Route53に取得したドメインを紐づける

  1. AWSマネジメントコンソールにログインし、「サービス」→「Route53」をクリックする。
    route53_001.JPG

  2. 「DNS管理」→「今すぐ始める」をクリックする。
    route53_002.JPG

  3. 「ホストゾーンの作成」をクリックする。
    route53_003.JPG

  4. 「ホストゾーンの作成」をクリックする。
    route53_004.JPG

  5. ドメイン名にお名前.comなどで取得したドメイン名を入力し「作成」をクリックする。
    route53_005.JPG

  6. お名前.comなどのネームサーバー登録画面にて、レコードセット作成時に表示されたネームサーバを登録する。
    route53_007.JPG

route53_010.JPG

2. EC2を作成する

  1. 「サービス」→「EC2」をクリックする。
    route53_011.JPG

  2. 左側メニューから「インスタンス」をクリックする。
    route53_012.JPG

  3. 「インスタンスの作成」をクリックする。
    route53_013.JPG

  4. 「Amazon Linux 2」を選択する。
    route53_014.JPG

  5. 「t2.micro」を選択し、「次のステップ:インスタンスの詳細の設定」をクリックする。
    route53_015.JPG

  6. 設定内容を確認し、「次のステップ:ストレージの追加」をクリックする。
    route53_016.JPG

  7. 容量を確認し「次のステップ:タグの追加」をクリックする。
    route53_017.JPG

  8. タグの設定内容を確認し「次のステップ:セキュリティグループの設定」をクリックする。
    route53_018.JPG

  9. セキュリティグループを設定し、「確認と作成」をクリックする。
    route53_019.JPG

  10. 設定内容を確認し「起動」をクリックする。
    route53_021.JPG

  11. キーペアの設定を確認し、「インスタンスの作成」をクリックする。
    route53_022.JPG

  12. インスタンスが作成中なので待機する。
    route53_023.JPG

  13. インスタンスが起動したことを確認する。
    route53_024.JPG

3. Elastic IPの設定

  1. EC2の左側メニューから「Elastic IP」をクリックする。
    route53_025.JPG

  2. 「Elastic IPアドレスの割り当て」をクリックする。
    route53_026.JPG

  3. Elastic IPアドレスが割り当てられたことを確認する。
    route53_027.JPG

  4. 「アクション」→「Elastic IPアドレスの関連付け」をクリックする。
    route53_028.JPG

  5. Elastic IPアドレスを関連付けるインスタンスを選択し、「関連付ける」をクリックする。
    route53_029.JPG

  6. Elastic IPアドレスがインスタンスに関連付けられたことを確認する。
    route53_030.JPG

4. Elastic IPとRoute53を紐づける

  1. 「サービス」→「Route53」をクリックする。
    route53_031.JPG

  2. 「ホストゾーン」をクリックする。
    route53_032.JPG

  3. 「ドメイン名」をクリックする。
    route53_033.JPG

  4. 「レコードセットの作成」をクリックする。
    route53_034.JPG

  5. 以下の内容を入力し、「作成」をクリックする。

    • 名前 : (任意の名前)
    • タイプ : A - IPv4アドレス
    • 値 : Elastic IPのIPアドレス
      route53_035.JPG
  6. Elastic IPが紐づいたことを確認する。
    route53_036.JPG

5. ドメイン名の紐づき確認

  1. TeraTeamなどでインスタンスにログインする。

  2. 下記のコマンドを入力し、ドメイン名がインスタンスに紐づいたか確認する。

    $ nslookup ドメイン名
    Server:     xxx.xxx.xxx.xxx
    Address:    xxx.xxx.xxx.xxx#53
    
    Non-authoritative answer:
    Name:   ドメイン名
    Address: xxx.xxx.xxx.xxx
    

6. apacheのインストール

  1. パッケージをアップデートする。

    $ sudo yum -y update
    
  2. apacheをインストールする。

    $ sudo yum -y install httpd
    
  3. apacheのインストール確認をする。

    $ httpd -v
    Server version: Apache/2.4.41 ()
    Server built:   Oct 22 2019 22:59:04
    
  4. apacheを起動する。

    $ sudo systemctl start httpd
    
  5. ブラウザにElastic IPを入力し、apacheのテストページが表示されることを確認する。
    route53_039.JPG

  6. 同様に紐づけたドメイン名を入力し、apacheのテストページが表示されることを確認する。
    route53_040.JPG

  7. /var/www/html/index.htmlを作成する。

    $ cd /var/www/html/
    $ sudo vi index.html
    <html>
        <head>
                <title>
                route53 test
                </title>
        </head>
        <body>
                <h1>
                hello world route53
                </h1>
                <h2>
                by aws ec2
                </h2>
        </body>
    </html>
    
  8. ブラウザからindex.htmlに接続する。
    route53_041.JPG

最後に

Route53とEC2を組み合わせることでHTMLをインターネット上に公開することができます。これにより作成したホームページやポートフォリオをインターネット上に公開できます。

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