概要
本書ではmacOSからリモートデスクトップで、同一ネットワークのWindows10,WindowsServerに接続します。
動作環境
- macOS : macOS Catalina (MacBookAir2019)
- Windows10 : Windows10 Pro 1909 (dynabook R734)
- WindowsServer : WindowsServer2019 (Windows10のHyper-V上にインストール)
1. Windowsとの接続確認
macOSからWindows10やWindowsServerのIPアドレスにpingを打ち、ネットワークが繋がっていることを確認する。
2. Windows側の準備
Windows10
「設定」→「システム」→「リモートデスクトップ」を選択し、「リモートデスクトップを有効にする」を「オン」にする。
WindowsServer
「サーバーマネージャー」を起動し、「このローカルサーバーの構成」→「リモートデスクトップ」設定画面を開く。その後、「このコンピューターへのリモート接続を許可する」を選択する。
3. Windowsへのリモートデスクトップ
- App Storeを起動し、「Microsoft Remote Desktop」をインストールする。
- 「Microsoft Remote Desktop」を起動し、「Add PC」をクリックする。
- 「User account」のメニューバーをクリックし、「Add User Account」をクリックする。
- 「Username」「Password」にWindowsのユーザー名とパスワードを入力し「Add」をクリックする。
- 「PC name」にWindowsのホスト名やIPアドレスを入力する。その後、「Connect to an admin session」にチェックをいれ、「Save」をクリックする。
- 設定情報を保存すると接続先のアイコンが作成される。接続先のアイコンをダブルクリックする。
- 警告画面が表示されるが「Continue」をクリックする。
- リモートデスクトップ先のWindows画面が表示されたこと、操作ができることを確認する。
最後に
macOSに「Microsoft Remote Desktop」をインストールすることでWindows10やWindowsServerに接続することができます。これによりmacOSから同一ネットワーク上に存在するWindows端末を操作することができます。