17
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Microsoft Power BIAdvent Calendar 2019

Day 8

Power Virtual Agents と Power Platform の他のサービスとを簡単に連携する方法 Vol.2

Last updated at Posted at 2019-11-16

前回のおさらい

前回 Vol.1

  1. Power BI Service でストリーミングデータセットを作る
  2. Power Automation でソリューションの中に Flow を作り、その中でストリーミングデータセットにデータを追加するようにしておく
  3. Power Virtual Agents でボットを作る
  4. ボットの処理で Action からフローを指定する
  5. ボットの作成が終わったら、カスタムとしてデプロイする(発行)
  6. html をコピーしておく
  7. Power BI Service でダッシュボードを作成し、Web コンテンツに html を貼り付ける
  8. Power Apps に埋め込む

の 2 まで終わりました。今回は 3. Power Virtual Agents でボットを作る からです。
前回までが終わっていない方は、Vol.1 からどうぞ!

それでは Vol.2 スタート!

完成イメージはこんな感じです
image.png

なおボットの作り方は りなたむさん @rnakamuramartiny が記事を書いてくれているので、以下を見てください!
PowerPlatform の新しいお仲間 Power Virtual Agents を触ってみた
https://qiita.com/rnakamuramartiny/items/d1999bda574eb9e78bdf

動画で見たい!という方は 中村太一さん Twitter: @artbreak_taichi の以下の動画がオススメ。
Microsoft Power Platform の4人目「 Power Virtual Agents 」でサクっとBotを作って SharePoint に貼り付けてみた
https://youtu.be/EQFiGbdlfH4

3. Power Virtual Agents でボットを作る

Power Virtual Agents (https://powerva.microsoft.com) を開きます

3-1. Bot を作ったその後は、まず Topic を作る

image.png
画面左上の [+ New Topic] から画面を開く
image.png

項目名 備考
Name 絶対に負けないじゃんけん この Topic の名前
Description じゃんけんを始めるキーワード 説明
Trigger Phrases じゃんけんしよーぜ! このトピックを起動させるフレーズ

ここまで設定したら右側の [Go to authoring canvas] をクリックします。
ちなみに「絶対に負けないじゃんけん」は絶対に Bot が負けないじゃんけんです

3-2. Topic に対して処理を作っていきます

image.png
[Message] は不要なので右上の [Delete] で削除します
image.png
image.png
+を押して [Ask a question] をクリックします
image.png

項目名 備考
Ask a question じゃーんけーん…
Identify Multiple choice options 変更しない
Options for user ぐー✊, ちょき✌, ぱー🖐

image.png
[Show a message] をクリックする
image.png
Message に ぱー✋ と入力する(絶対に負けないじゃんけんなので)
これをあと二つ負けないように設定する
image.png

image.png
真ん中のぐー✊の+をクリックして [Show a message] をクリック
image.png
「僕の勝ちー!!」と入力。
左右の+の上の〇をドラッグして(引っ張って)、[Message] の上に接続する
image.png

4. ボットの処理で Action からフローを指定する

image.png
[Call an action] をクリック
image.png
Vol.1 で作成した Flow が出てくるのでクリックする(私の場合は [JankenQiita]
image.png
janken (text) gets value from の後で [Var1 (text)] を選択する
image.png
[Show a message] をクリックして
image.png
右上の {x} から message を選択する
image.png
+をクリックして [End the conversation] - [End with survey] をクリックする
image.png
画面右上の [Topic checker] をクリックして
"There are no erros or warnings in this topic"
が出ればエラーも警告もなしということで OK
もしそれ以外のメッセージが出たら、指摘された個所を修正してください。

OK であれば、右隣の [Save] をクリックして保存し、出来上がりです。

テスト

Topic の処理が出来上がったので、テストをしてみましょう。
テストも簡単にできるようになっています。
image.png
3-2. の最後で [Save] しましたが、Save しても左側の Test bot にすぐ反映されません。この左側の [Test bot] にいま作成した Topic を反映させるには、矢印の部分の "Start over with latest content" をクリックすると、反映されます。

image.png
「じゃんけんしよーぜ!」と入力して、右のボタンをクリックしてください
image.png
「じゃーんけーん…」と Bot が言ってくれるので、ぐー、ちょき、ぱーからひとつ選んでください
image.png
Topic がうまく動けば、こうなるはずです。

5. ボットの作成が終わったら、カスタムとしてデプロイする(発行)

さて、Topic が出来上がったら、とりあえず Publish しましょう。
image.png
画面左のメニュー [Publish] をクリックすると以下の様な画面に遷移するので [Publish] ボタンを押します
Publish すると [demo website] に Bot が発行されているので、リンクをクリックします。
image.png
画面右側に自分の Bot が埋め込まれているので、ここで確認をしてください。
このページの左側の文言の設定は [Cannels] の [Demo website] でできます。
image.png
image.png
なお **[Share your website] の URL はさきほどの Demo website です。この URL をシェアすると、誰でも使ってもらうことができます。
その他、いろいろな Channel があるので、ぜひ試してみてくださいー

というわけで今回はここまでにします

次回Power BI Service の Dashboard へ Bot を埋め込む方法からです!
Vol.3 は こちら です!

17
8
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
17
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?