はじめに
Qiitaでサーバにインストールする記事としては最速ということで(若干誇張)。
Qiita上の解説としては以下の記事が最速ですが、本当に便利だったので紹介させてください。
https://qiita.com/xhackjp1/items/03045dd62c2f1c0f4c04
Clawdbotとは?
Clawdbotは、自分専用のAIアシスタントを構築できるオープンソースプロジェクト。
WhatsApp、Telegram、Discord、iMessageなど複数のメッセージングプラットフォームに対応しています。
個人的凄いなと思ったポイント
1. 自己設定能力
「この設定にして」と伝えるだけで、Bot自身が設定ファイルを編集して反映してくれます。いちいちSSHしてファイルを手動編集する必要もありません。APIキーの設定のためどのコンフィグファイルをいじればいいかとか探すのが大変だといつも感じていたのですが、これならチャットでAPIキーを直接送るだけで完了します。
一例としてAIがメンションなしでもメッセージを受け取れるように設定している様子です。

4. Discordから試してみる&追加で設定でも実際にテキストのみで設定変更している様子が置いてあります。
2. 豊富なAPI連携
- Web検索(Brave Search API)
- カレンダー連携
- リマインダー・メモ機能
- ブラウザ操作
書ききれないので公式を参照してほしいのですが、身の回りのほとんどのものは連携できると思います。
3. ClawdHub でスキル拡張
公式・コミュニティ製のスキル(プラグイン)を追加可能です。
「〇〇がしたい」と言えば、必要なスキルを提案・インストールしてくれるので、実際にそういうものが存在するか探してくる必要もないのが特に便利だと感じました。
インストール手順
今回はスケジュールされた実行に対応するため、サーバにClawdbotのVMを配置して24時間起動するセットアップをします。
環境
私の場合は自宅にProxmoxのサーバがあるため、そのサーバ上にVMを作成してClawdbotを配置しています。
詳細な環境については以前の記事をご確認ください。
UbuntuのVMさえ構築できていれば、AWSやVPSサービスでも問題ありません。
この記事ではUbuntuが出来上がったところからのコマンドを解説します。
またAIと会話するためのSNSアプリとしてDiscordを使用します。その他のSNSを使用する場合は適宜Clawdbotのインストーラーの指示に従ってください(後述)。
1. Node.jsのインストール
公式の解説手順に従ってインストールします。
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.40.3/install.sh | bash
\. "$HOME/.nvm/nvm.sh"
nvm install 24 # LTSのバージョンを入れておけば大丈夫だと思います。執筆時点でv24
# 以下コマンドで正しくバージョンが表示されればOK
node -v
npm -v
この記事の作成時点ではClawdbotの実行にNode.jsバージョン22以上が必要です。
2. Homebrewのインストール
以下のコマンドを実行
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
インストール完了のメッセージに従ってさらにコマンドを実行します。
(PATHが異なっているので、以下のものではなく出力されたものからコピー推奨)
echo >> /home/clawdbot/.bashrc
echo 'eval "$(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv bash)"' >> /home/clawdbot/.bashrc
eval "$(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv bash)"
sudo apt-get install build-essential
3. Clawdbotのインストール
以下のコマンドを実行します。
curl -fsSL https://clawd.bot/install.sh | bash
実行するとClawdbotのダウンロードとセットアップの質問が開始するのでそれぞれ回答していきます。
以下に質問と回答を書いていきます。
I understand this is powerful and inherently risky. Continue?
よく読んでからYes
Onboarding mode
QuickStart
Model/auth provider
私はClaude codeのMaxプランに入っていたのでAnthropic
Anthropic auth method
Anthropic token (paste setup-token)
この設定にすることでサブスクリプションの方からClaudeを使用してくれます。
APIで利用したい場合はもう一つの選択肢を選んでください。
Token name (blank = default)
空白でEnter(defaultになる)
Default model
Keep current (default: anthropic/claude-opus-4-5)
Claude Opus 4.5がデフォルトで、Proプランだと結構すぐにレートリミットに引っかかってしまうので、別のモデルに変更することを推奨します。
Select channel (QuickStart)
Discord (Bot API)
ここでいったんコンソールから離れて、Botを作成します。
まずはDiscord Developer Portalにアクセス。
Applicationsに移動して右上のNew Applicationから新しいアプリケーションを作成します。
その後Botのタブに移動しReset tokenを押して新しいトークンを発行します。
トークンはメモしておいてください。

ついでにServer Members IntentとMessage Content Intentをオンにしておきましょう。
次にOAuth2のタブに移動してOAuth2 URL GeneratorからBotを選択。さらに下に選択肢が現れるので以下の項目を有効にしましょう。
- View Channels
- Send Messages
- Read Message History
- Embed Links
- Attach Files
- Add Reactions
- Use External Emojis / Stickers
できたらさらに下のGenerated URLからURLをコピーしブラウザに張り付けましょう。
Discordの招待ページが出るので、自身がClawdbotを操作したいチャンネルがあるサーバに参加させます。
再度コンソールに戻ります。
Enter Discord bot token
コピーしたトークンを貼り付けます。
Configure Discord channels access?
Yes
Discord channels access
特に隠したいチャンネルが無ければOpen (allow all channels)
Configure skills now? (recommended)
Yes
Show Homebrew install command?
すでにインストールしているはずなのでどちらでも。まだの人はこの段階で別ターミナルを開くなどして、コマンドを実行して入れてください。
Preferred node manager for skill installs
この手順通りに進めてたらnpm
Install missing skill dependencies
適当に欲しいものを。後からでもよし。
Set GOOGLE_PLACES_API_KEY for goplaces?
などKey系の質問
一旦Noでいい。後でAIと対話しながら設定する。
Enable hooks?
同じ理由でSkip for now
How do you want to hatch your bot?
Hatch in TUI (recommended)
これで起動したはずです。一度Ctrl+Cでターミナルに戻って以下のコマンドを打ちます。
clawdbot status
これでStateがOKになっていればAIが応答できる状態になっています。
できなければ以下のコマンドを打ってみてください。
clawdbot doctor
良い感じに分析してくれます。
4. Discordから試してみる&追加で設定
どうやらBOOTSTRAP.mdを削除したところから正式に稼働開始らしいです。

この方法でAPIキーを共有すると、AIが会話履歴を参照してチャット内にキーの内容を返信してしまう可能性があります。そのため、複数人が所属するDiscordサーバでは、Clawdbotと会話するチャンネル自体の公開範囲を適切に設定しておくことをおすすめします。
おわりに
この記事を書いている時点でまだここまでしかできていないので、自分も丁度スタートラインに立ったところなので、今後も継続して育てつつまた紹介したいことができたら記事にしたいと思います。
どうやらGitで会話履歴の管理ができるらしいので、それにするかも。


