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ひとりアドベントカレンダー WSLで学ぶLINUXコマンドAdvent Calendar 2024

Day 2

ファイルとディレクトリの基本操作(連載第2回/25回)

Last updated at Posted at 2024-12-01

はじめに

Linuxでのファイルとディレクトリの基本的な操作方法を紹介します。
これらのコマンドは日常的な作業で頻繁に使用されます。

コマンド説明

touch - 空ファイル作成

touch コマンドを使用すると、空のファイルを簡単に作成できます。

# 例
touch ファイル名
# 空の myfile.txt ファイルを現在のディレクトリに作成します。
touch myfile.txt

echo - ファイルにテキストを追加しながらファイルを作成

echo コマンドを使用して、ファイルにテキストを追加しながらファイルを作成することもできます。

# 例
echo "テキスト" > ファイル名
# このコマンドは、myfile.txt に "Hello, World!" というテキストを含むファイルを作成します。
echo "Hello, World!" > myfile.txt

cat - 複数行のテキストをファイルに追加しながら作成

cat コマンドを使用して、複数行のテキストをファイルに追加しながら作成することができます。

# コマンドを実行した後に入力したテキストをファイルに保存できます。
# 終了するには、Ctrl + D を押します。

# 例
cat > ファイル名
# このコマンドは、myfile.txt に "This is line 1.", "This is line 1." というテキストを含むファイルを作成します。
cat > myfile.txt

# 実行後に次のように入力します:
This is line 1.
This is line 2.
Ctrl + D
# これにより、myfile.txt に入力した内容が保存されます。

nano vim - テキストエディタを使用する

例えば、nanovim などのテキストエディタを使用して新しいファイルを作成し、編集することもできます。

# nano を使用する:
# エディタが開いたら、テキストを入力して Ctrl + X、Y、Enter を押して保存します。
nano myfile.txt

# vim を使用する:
# エディタが開いたら、i を押してテキスト入力モードに入り、
# テキストを入力した後に Esc キーを押して :wq と入力し、Enter を押して保存して終了します。
vim myfile.txt

ls - ファイルとディレクトリの一覧表示

ls コマンドは、ファイルとディレクトリの一覧表示が行えます。

# リスト表示
ls
# 詳細情報を含むリスト表示
ls -l
# 隠しファイルも含めて全てのファイルを表示
ls -a 

cd - ディレクトリの移動

cd コマンドは、現在の作業ディレクトリを変更します。

# 指定ディレクトリへの移動
cd /path/to/directory
# 便利なショートカット    
# ホームディレクトリに移動
cd ~ 
# 一つ上のディレクトリに移動
cd .. 

pwd - 現在のディレクトリの表示

pwd コマンドは、現在の作業ディレクトリのパスを表示します。

# 現在の作業ディレクトリのパスを表示
pwd

mkdir - 新しいディレクトリの作成

mkdir - コマンドは、新しいディレクトリを作成します。

# 新しいディレクトリを作成
mkdir new_directory
# 必要な親ディレクトリも含めて作成
mkdir -p /path/to/directory

rm - ファイルの削除

rm - コマンドは、ファイルを削除します。

# ファイルを削除
rm filename
# ディレクトリとその中身を再帰的に削除
rm -r filename
# 削除前に確認のプロンプトを表示
rm -i filename

おわりに

不慣れなコマンド、特に rm コマンドのような削除系は「もし間違えてしまったら・・」と怖くて気軽に試しにくいと思うのでWSLで試す使い方をすると便利だと思います。

次の記事では、ファイルの検索について詳しく説明します。

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