5
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【re:Inventに行きたいかー✊】AWS re:Invent 2023体験レポート〜前編:ラスベガス到着まで〜

Last updated at Posted at 2023-12-13

はじめに

2023/11/27(月)〜12/1(金)にアメリカのラスベガスで開催されたAWS最大のイベントAWS re:Inventに現地参加してきました!

本記事では、AWS re:Inventに初参加した私のラスベガス到着までの準備や出来事を中心にお伝えいたします。

re:Inventに向けての準備の話は、今回初めて参加した私にはかなり参考になったので、私の記事が次に初めて行く人の参考になれれば幸いです。

※本記事を含め全3回に分けて、AWS re:Inventの体験談を共有いたします。今回は、「前編:ラスベガス到着まで」です。

※前編と後編の記事はこちらです↓

re:Inventとは?

AWS re:Invent(リーンベント)とは、毎年ラスベガスで開催されるAWS最大のカンファレンスです。ラスベガスの豪華絢爛なホテルが会場となっております。
reinventcapture.png
re:Inventでは、Keynote(基調講演)やハンズオンが実施できるWorkshopなど、大変多くのセッションが同時多発的に行われます。特にKeynoteではNew Launchなども毎年発表されており、リアルタイムでその発表の瞬間に立ち会い、最速で実際にコンソールから触ってみるなどもできたりします!

旅程

今回は海外出張という形でre:Inventに参加しました。以下にその旅程を書き出しておきます!

日付 時間 発着  場所 補足
11/26(日)        16:25          発     羽田空港                          
11/26(日) 8:00過ぎ    サンフランシスコ国際空港 9:00到着予定だったが1時間くらい早く到着
11/26(日) 11:00 サンフランシスコ国際空港
11/26(日) 12:39 ハリーリード国際空港 ちょっと前まではマッカラン空港と呼ばれてました。ラスベガス空港でも通じます
11/26(日) 13:30過ぎ ハリーリード国際空港 タクシーでホテルまで移動
11/26(日) 14:00過ぎ The LINQ Hotel
11/27(月)〜12/1(金) 終日 ラスベガス 会場間の移動は無料のシャトルバスが利用できました
12/2(土) 2:45 The LINQ Hotel Uberで空港まで移動
12/2(土) 3:00過ぎ ハリーリード国際空港 4:00にならないと荷物を預けられなかったので、それまで待機
12/2(土) 8:00 ハリーリード国際空港
12/2(土) 9:16 ロサンゼル国際空港
12/2(土) 11:35 ロサンゼル国際空港
12/3(日) 16:30 羽田空港

出国までの準備

re:Inventに参加しようと思い立ったタイミングが遅かったので、9月中旬以降に諸々の準備を始めました。

先に言っておきますが、9月頃から動き出すのでは遅いです。人気のホテルとかはすぐ埋まるらしいですし。

持ち物チェックリスト

  • 必須
    • パスポート
    • ESTA(基本的にはみんな申請すると思います)
    • クレジットカード(決済はほとんどカード)
    • スマホ
    • PC(これがないとWorkshopとかに参加するのが難しいです)
    • 充電器(充電できないとつみます)
    • スーツケース(私は80Lくらいのレンタルスーツケースにしました)
      • SWAG(re:InventのExpoでもらえる無料のグッズ)をたくさんもらえるので、帰りのほうがパンパンになります。
    • 常備薬(私は期間中に風邪をひいてしまったので、持っていてよかったです)
    • アウター(日本と同じような気温です)
      • THE NORTH FACEのトリクライメイトジャケット(マウンテンパーカーとインナーダウンを結合してダウンジャケットにしたり、それぞれを単体で着用できるアウター)で、気温に合わせて調整できました
    • インナー(ロストバゲージに備えて1日分は持っておきましょう。最悪洗えば、少なくてもなんとかなります)
    • 靴(履き慣れた歩きやすい靴。とにかくたくさん歩きますから。)
    • 期間中にPCなどを入れて歩き回る用のバッグ
      • 飛行機に持ち込む大きめのバッグとかは別に、それよりも一回り小さいバッグをスーツケースに入れておきました。
      • なお、会場に持ち込むバッグは持ち物検査される場合があります。
  • あったらいいな
    • 現金(チップや念のため用に、$100ほど)
    • 印刷物(入国審査等ですぐに見せられるように)
      • 航空券のeチケット
      • re:Invent参加登録時のメール
      • ホテル予約時のメール(ホテルの住所が記載されてるといいです)
    • モバイルバッテリー(会場でも充電できるので、あるといいかもくらいです)
    • リップクリーム(乾燥で唇が切れました)
    • 目薬(今回持っていくの忘れたんですが、あったほうが良いと思います。ずっと充血してましたし、ショボショボしてました)
    • 折りたたみポット(これもまた持って行ってなかったのですが、あると便利でした)
    • AWS Eventsアプリ(このアプリ経由でセッションとかを予約できます)
    • モバイルWiFi(SIMを用意するのもあり)
    • ノイズキャンセリングイヤホン(飛行機で周りの音を消してくれるので寝やすくなりました)
    • スリッパ(ホテル用)
    • その他の衣服(期間中はずっとre:Inventのパーカーを着てました)
      • 日中の屋外とホテル内はパーカーを羽織ってれば、まあ問題なし。ただ、会場によっては寒かったりもするので、寒がりな人はアウターは持ち歩いてたほうが良いと思います。

パスポート

5年前くらいに海外に行ったことはあったので、パスポートはすでに持っていました。ただ、普段使わないので、部屋中を探しましたw

英語の勉強(9月中旬〜)

これも準備といえば準備ですが、私にとっては初のアメリカ(英語圏)だったので、ネイティブな発音に慣れるために、2月くらい前から勉強を始めました。

主に、英語系Youtuberの方がおすすめする勉強法を参考に勉強しました。以下に勉強した内容を書いておきます。

アメリカに行って実感しましたが、上記の内容だけでも勉強しておいて良かったと思いました。完全には聞き取れたわけではないですけど、確実に今まで以上に耳が追いついていたような気もしますし、セッションを一緒に受けた外国人の方との会話も弾みました。

航空券の予約(9月下旬)

  • 9月末頃に会社の出張申請のシステムから予約
  • 万が一のことを考え、予約の変更が可能なチケットを選択
  • 座席は真ん中の通路側

re:Inventの参加登録(10月中旬)

  • 少し時間が空きましたが、10月中頃にAWSの公式サイトからカンファレンスパスを購入
    • 確かこの頃には、もうセッションの予約ができるようになってた気がします。この時点でかなり出遅れてる(^_^;)
  • re:Invent用のアカウントを作成する必要あります
  • カンファレンスパスは$2,099(約32万円)かかりました!

ホテルの予約(10月中旬)

ホテルの予約は、re:Inventの参加登録後にログインできるポータルサイトから行うことができました。

参加登録したその日にホテルの予約を行おうと思ったのですが、この日が確か10/20(金)だったんですけど、なんと!予約できるホテルがありませんでした。。。。やばい!

ラスベガスに滞在する11/26(日)〜12/2(土)の期間で予約できるホテルは一切ヒットせず、期間中の2日間だけならヒットするけど。。。という状況でした。

かなり焦りましたが、これに関しては待つしかないと思い、次の月曜日にもう一度ポータルサイトを見たら、予約できるホテルが表示されていたので、一安心しました。

最終的に、周りの会場と距離的に近いThe LINQ Hotelを予約しました。6泊で合計20万弱くらいでした。

よく行った会場の一つでもある、一番南の会場のMandalay Bayまでは直線距離で3km弱です。ただ、実際歩くとなると、ホテルの中を通ったりするので、5km近く歩くことになるかなと思います

Monosnap Google マップ 2023-12-12 20-05-52.png

セッションの予約(10月中旬〜)

re:Inventに行ったことのある先輩方やQiitaの記事を参考に、ポータルサイトからWorkshopを中心に予約。

  • すでに、セッションの予約が始まっていたこともあり、結構予約が埋まっていましたが、空いてるセッションもチラホラありましたし、根気よく見ていると予約できるようになったりもしました。
    • 予約が必要なセッションは、予約が埋まるとWalk-up Availableと表示されますが、これは当日会場でキャンセル待ちなどで入れる可能性があるので、順番待ちしてね〜みたいな意味合いです。
  • Keynoteなど、予約が必要ないセッションもたくさんあります。
  • 予約やお気に入りに追加したセッションはポータルサイト内のカレンダーに連携されます。
    • 最初はとにかくたくさん予約していましたが、会場となっているホテル間の移動やホテル内のセッションが行われるエリアへの移動などを考慮して予約しないと、かな〜りハードスケジュールになってしまいます。
    • そのため、スケジュールに関しては、正直re:Inventが始まってから、徐々に慣れつつ、都度見直すというやり方がいい気もします!
  • AWS Eventsアプリからの予約は、11月頭にならないとできませんでした。(このアプリ上にre:Inventがイベントとして表示されるようになったのが11月頭くらいでした。)

Global WiFiのレンタル(10月下旬)

re:Invent会場にもWiFiはありましたが、みんなが利用するせいか重いらしく、Global WiFiをレンタルすることにしました

  • 11/26の出国日に羽田空港第3ターミナルの到着ゲートのフロアでモバイルWiFiを借り、12/3帰国日に借りたところの返却Boxに返却するだけでした

※私有のスマホはソフトバンクだったので、アメリカ放題というプランを使うことができ、最悪WiFiがなくてもなんとかなりました。

ESTAの申請(11月上旬)

11月頭にESTAを申請

  • ESTAのアプリ(※)から申請しましたが、思ってる以上にたくさんのことを英語で記載する必要があるので、何を記載するかを事前に調べてメモっておいたほうがスムーズに申請できると思います。
  • 私が申請した時間帯が深夜だったのが悪かったのか、最後の支払の画面で支払い手続きをしようとすると、エラーになってしまい、その夜はそれ以降申請ができなくなりました。(Xも見ていましたが、他にも同じような事態の人がいました)
  • 翌日にもう一度支払いが手続きを行い、無事申請が完了し、その後すぐ申請状況のステータスが更新されたとメールが届きました。アプリを確認すると、「認証は承認されました(AUTHORIZATION APPROVED)」となっていました!

※ESTAの申請は公式サイト等でも行えますが、公式サイトじゃないと必要以上に申請費用がかかってしまうので、アプリがおすすめです。なお、ESTAの申請費用は$21.00です!

海外旅行用のグッズの買い出し(11月中旬)

  • 海外旅行によく行くYoutuberの方が紹介していた便利グッズなどを買いに東急ハンズへ!
  • ただ、買ったものはほとんど使わなかったです。。。防災グッズとして利用しようと思います。
  • 私は持っていなかったですが、折りたたみ式のポットはあった方がいいと思います。

USDの調達(11月中旬)

  • ワールドカレンシーショップで、$5札を20枚調達
  • ほとんどクレジットカードで支払うので、チップや念のため用に、$100で十分だと思います
  • 帰国後に数えたら、$60以上余ってました。

レンタルスーツケース(11月中旬)

クレジットカードの事前連絡(11月下旬)

  • 海外でクレジットカードを利用すると、不正利用だと認識され、止められてしまうとい話を聞いていたので、事前にクレジットカード会社に海外に行く旨を伝えておきました。
  • 連絡したら、「その期間中はセキュリティを調整しておきます」みたいなことを仰っていたので、連絡してなかったら止められてたのかな?

出国当日

11月26日(日) 16時半ごろの羽田発の飛行機に乗って、いよいよアメリカへ!

チェックイン

  • 空港には2時間以上前に着いて、チェクインしました。
    • 理由はよくわからないのですが、オンラインチェックインができず、ユナイテッド航空のカウンターの端末でチェックインを行いました
    • その際、間違ってコードシェア便であったANAの端末でチェックインしようとしてしまい、「予約はありません」みたいな文言が表示されたときは、マジか!となっていたのもいい思い出です。こういうこともあるので、空港にはなるはやで着いたほうが良いですね。
  • 預け荷物は、チェックイン時に出てくるテープみたいのを荷物に取り付けて、カウンターで預けました。

保安検査

  • 30分くらいは並びました
  • 荷物出さなくて良いタイプだったので、楽でした!

出国審査

  • パスポートを開いて機械に読み込ませ、顔認証するだけです

出発

  • 搭乗は50分くらい前から始まるようでした
  • ゆっくりしてたら、私が搭乗した頃には荷物を置く場所がおおよそ埋まってました。なので、搭乗も早いほうが良いです!

機内で

  • 飲み物を定期的に持ってきてくれます
    • 消灯前にはペットボトルに入った水ももらえました
  • 食事は、離陸後と着陸前に計2回あります。
    • 最初の食事では、チキンorパスタと聞かれて、チキンと言うとチキンカレーが出てきました。
    • 2回目の食事では、眠気のせいか何と聞かれたかは分からず、指差しでこれ!というと、焼きそばが出てきましたw
  • 焼きそばを食べ終わると、窓側の誰かがブラインドをもとに戻したのか、日差しが注いできました。(アメリカは朝なんだとここで実感)

到着

無事、サンフランシスコ空港に到着。予定よりも1時間早い。

  • 飛行機を降りて長ーい通路をまっすぐみんなについていくと、入国審査の列に案内されました。
  • 朝8時だったせいか、入国審査官の人数が少なく、1時間半くらい待たされました。
  • いよいよ、列の先頭になり、入国審査官に指で「来い」という合図を送られました。
  • 入国審査官の前のパネル越しに立ち、パスポートを渡すと、両手の親指・親指以外の指を画面の案内に従って、機械をタッチし、指紋の採集が行われました。
  • そして、次に口頭質問です。
    • 「何で来たのか?」と聞かれて、「ビジネス」と言うと、それを掘り下げられ、「Amazonのカンファレンスに来た」と言うと、「AWS?」と聞かれました。
    • その他にも、「どこに泊まるのか?」とか「いつ帰るのか?」、「誰と来たのか?」、「会社名は?」、「普段の仕事は何をやってる?」など聞かれました。
    • 回答をある程度用意しておきましたが、思った以上に聞かれるんだな〜と感じました。とはいえ、基本的なことしか聞かれてないです。
    • re:Inventの参加登録時のメール、ホテルの予約時のメール、航空券のeチケットの印刷をクリアファイルに挟んで入国審査に臨みましたが、それらは使いませんでした。でも、一応持っておくに越したことはないです。

乗り継ぎ

入国審査を抜け、スーツケースをピックアップした後は、乗り継ぎの案内に従って保安検査場に向かいました。

  • 途中で再度スーツケースを預け、案内板に書かれている保安検査場のゲートに行くと、すごい列ができていました。すると、係員の人が別のゲートに案内してくれて、そのゲートで保安検査を受けることになりました。
  • 保安検査では、パソコンやタブレットはかごに出す必要があり、靴も脱がなければいけません。そして、謎の大きな機械に靴下のまま入って両手を挙げさせられます。
  • その後荷物を受け取って、乗り継ぎのゲートに向かいました。11:00発のラスベガス行きの飛行機だったのですが、この時点で10:15くらいだったかなと。(1時間早く到着してなかったら乗り遅れてたと思うので、乗り継ぎには3時間以上は確保することをおすすめします。)

そして飛行機に搭乗し、いよいよラスベガスへ向けて飛び立ちます🛫

眼下に広がるサンフランシスコの街並みを見てると、子供の頃よく見てた海外ドラマ「フルハウス」のオープニングの赤い橋(ゴールデン・ゲート・ブリッジ)が見えました!
GoldenGateBridge.png

小さいなw

ラスベガスに到着

  • 1時間半ほどでハリーリード空港に到着
  • 滑走路からは、ラスベガスのホテルが見えました
    hotels.png
  • 飛行機を降りると、スロットマシンがお出迎えしてくれました。空港も派手なんだなー
    slotmachine.png

さいごに

今回の記事はここでおしまいです。

次回は、ハリーリード空港からホテルへの移動とre:Inventの様子をお伝えいたします。近日中に続編の記事を執筆いたしますので、少々お待ちください〜

5
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?