先日とある研修でペルソナを作る機会があったのですが、そこでCanvaのAI顔生成機能を使ってみたらめっちゃ良かったので共有します。
そもそも「ペルソナ」とは、サービスデザインやマーケティングにおいてよく活用されている概念で、そのサービス・プロダクトの典型的なユーザー像を提示するために設定されます。
対象となるユーザー像 = ペルソナを、名前、年齢、性別、容姿、出身地、居住地、職業、収入、家族構成、趣味、特技、幸せを感じる瞬間、最近困っていることなどできる限り細かく具体的に設定し、そのペルソナの視点からサービス・プロダクトを設計していきます。
では、そんなペルソナを作る上で一番重要なポイントは一体なんでしょうか?
それは「顔面」です。
イケメンの方が良いとか、可愛い方が良いとかではなく
プロフィールを読んだ後、顔を見た時にちゃんとしっくり来る顔を用意すること、これがめっちゃ重要だと思います。(写真もしくはイラストでも)
たまにこういう感じの画像を使ったペルソナを見かけますが、あまり良くないと思います(画像無しよりはマシですが)
これだと画像からほとんどペルソナの情報を得られないし、もし複数人のチームで案件に取り組んでいる場合プロジェクトメンバーにペルソナを共有すると、メンバーそれぞれがプロフィール情報から勝手に顔をイメージして補完してしまうのでせっかくの共通指標にブレが生じてしまいます。
チームでペルソナを設定する時には
ペルソナ = 実在しないけどプロジェクトメンバーはみんなよく知ってるアイツ
という状態が理想です。
そのためにはペルソナの顔(写真、イラスト)を用意する必要があります。
このようなフリー素材サイトで写真を探してくるのも良いんですが、この手の画像はフリー素材がゆえ、色々なシチュエーションに使えるように撮影された画像ばかりで、現実味が無いしどこにでもいるような感じになっちゃうんですよね。
そこで今回はCanvaのAI顔画像生成ツールを使ってみました。
単語やフレーズから 顔画像を生成してくれるサービスです。
フリー素材だとどうしても実在するモデルさんの写真になってしまいますし、あらかじめAIによって生成された画像も当たり障りのない画像ばかりですが
テキストから生成してくれるなら、ペルソナのイメージ通りの画像がゲットできるはず!
Canva(キャンバ)とは
Canvaは、オンラインで使える無料のグラフィックデザインツールです。61万点ものテンプレートと、1億点の素材(写真、動画、イラスト、音楽)があり、ドラッグ&ドロップの簡単操作で誰でも簡単にあらゆるデザインを作成できます。パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットでも使えます。Canvaで作成したデザインを数クリックで印刷注文できる「Canvaプリント」と呼ばれる印刷サービスも提供しています。
公式サイトより引用(https://www.canva.com/ja_jp/learn/easytodesign/)
今回のペルソナのプロフィールはこちら
- 名前:陳 家豪
- 性別:男性
- 年齢:27歳
- 出身:台湾
- 居住地:名古屋
- 職業:飲食関係
- 趣味:Vlogなど動画投稿
- 日本のアニメが好き
さっそく
「台湾出身、27歳男性、日本のアニメが好き」
このテキストをぶちこんでみました。
いくつか候補が生成されたなかで私がピンと来たのがこちらの画像
いやーこの一枚の画像からいろいろ伝わってくるし、私のイメージ通りの画像を生成してくれてびっくりです。
生成系AI恐るべし
無料でいろいろ試せるので、皆さんもぜひペルソナ作りに活用してみてください〜