動画プレイヤーの開発していた場合に、動画の再生テストを Windows 10
のEdge
またはIE11
上で確認したい場合があります。
BrowserStack というサービスを使えば、いろんな端末・OS・ブラウザでテストは可能なのですが、1分ほどでセッションが途中で切れてしまい長時間配信の確認には向いておりません。
今回は Amazon WorkSpaces の仮想デスクトップサービスを使って、よりリアルな環境に近い Windows 10 環境を構築し確認する方法です。
前提条件
- AWSアカウントを持っていること
AWS WorkSpace の環境を構築する
WorkSpace 画面へ遷移
今すぐ始める
をクリックします。
高速セットアップを選択
最短でセットアップしたいので、高速セットアップ
を選択します。
Windows 10の選択とユーザーの登録し起動
いろんなバンドルやタイプがあるので、その中から今回は無料利用枠対象の Starndard with Windows 10 を選択します。
また、この後で必要な、ユーザーの情報を入力します。
- ユーザー名 - ログインするためのユーザー名
- 名
- 性
- E メール - ユーザー情報更新のために後ほどメールが送られます。
起動する
をクリックします。
構築には、20分ほどかかります。
起動確認
ステータスが Available
に変われば構築は完了です。
ユーザー登録
パスワード登録
仮想デスクトップ環境が有効化されると、構築時に登録したメールアドレスへメールが届きます。
ユーザーの認証情報が表示されますので、パスワードのみ入力し更新します。
クライアントのインストール
今回は Mac を使用してますので、 MacOS X
のクライアントをダウンロードしインストールします。
WorkSpace クライアントを立ち上げる
下記の画面が表示されます。
動作確認
下記の画像のように、EdgeやIE11のブラウザを立ち上げて、動作確認できます。
スリープ状態にすることはできませんが、Windows PCと遜色なく使用可能です。
注意:Edgeブラウザはデフォルトでインストールされておりませんので、インストールする必要があります。
WorkSpaceのストップ
また、次回も使えるように、ストップします。
ストップ忘れ防止のために、AutoStop というタイマーをセットすることも可能です。
まとめ
動画の確認だけでなく、他のWebアプリケーションが Windows 上で動作確認のテストをすることも可能です。
また、他のユーザーを追加することも可能なので、チーム内で活用することできます。