npmバージョン
$ npm --version
5.6.0
概要
Node.js アプリのパッケージ管理マネージャー
以下の機能を持つ
- パッケージの作成 (
npm init
) - パッケージのインストール (
npm install
ornpm i
) - パッケージのアンインストール (
npm uninstall
) - スクリプトの実行 (
npm run-script
ornpm run
) - 開発環境の表示・設定(
npm root
,npm config
,npm adduser
, ...)
パッケージの作成 (npm init)
使い方
パッケージの作成
$ cd hello_world
$ npm init
{
"name": "hello_world",
"version": "1.0.0",
"description": "My first node app",
"main": "index.js",
"scripts": {
"test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
},
"keywords": [],
"author": "",
"license": "ISC"
}
- package.jsonが生成される
- オプション
-
-y
対話環境のスキップ
-
package.json
キー | 説明 |
---|---|
name | パッケージ名 |
version | パッケージバージョン |
description | パッケージについての説明 (オプション) |
main | エントリーファイル。 他のパッケージからインポート(require)された際、mainファイルの module.exports が返り値となる。 実行モジュールの場合は、省略可能。(ただし省略しなければ node . で実行する事ができる。) |
dependencies | 依存関係にあるパッケージの登録 |
devDependencies | 開発時のみに使用する依存関係パッケージの登録 |
optionalDependencies | ある環境においてのみ必要となる依存関係パッケージの登録 |
scriipt | スクリプトの登録 |
パッケージのインストール (npm install)
使い方1 パッケージのインストール
その他のパッケージのインストール
$ npm install `library`
-
npm i
と省略が可能
オプション
オプション名 | 簡略スタイル | 説明 |
---|---|---|
--global | -g | グローバル領域へのインストール |
--save-prod | -P | インストールしたパッケージを dpendencies に追加する。(デフォルト値、version5以前の --save からの置き換え) |
--save-dev | -D | インストールしたパッケージを devDependencies に追加する。 |
--save-optional | -O | インストールしたパッケージを optionalDepencies に追加する。 |
--no-save | dependenciesへの追加を防止する。 |
使い方2 再インストール
再インストール
npm install
ライブラリーを指定しなければ、package.jsonを元に再インストールする。
パッケージのアンインストール (npm uninstall)
$ npm uninstall `library`
- -g オプションをつけるとグローバル領域から削除される
スクリプトの実行 (npm run-script)
スクリプトの実行
$ npm run script_name
- スクリプト名が、 "start" の場合は、runを省略可。
npm start
でOK。 - スクリプトの定義において、node_module配下のツールはパスが不要。
スクリプトの登録
package.jsonの scripts キーに定義する。
package.json
...
scripts: {
"start: "node .", // mainファイルは実行される
"build": "webpack", // node_modules配下のツールはパスが不要
"develop": "webpack -w"
},
開発環境の表示・設定
node_modulesパスの表示 (npm root)
有効な node_moduels フォルダパスを表示する。
node_modulesパスの取得
$ npm root
- -g オプションをつけるとグローバル領域の node_modules フォルダのパスが出力される
公式リファレンス