javascriptの歴史と言語の特徴+ES6についてちょこっとまとめてみた
はじめに
javascriptに触れる機会があり、こちらの本をよんでいて気になったことをまとめてみました。
Javascriptとは?
Javascriptとは、Netscape Communications社によって開発された、プラウザー向けスクリプト言語です。開発当初はLivescriptと呼ばれていましたが、当時注目を浴びていたJava言語にあやかりその後、Javascriptと名前を改めることになったようです。
※JavaとJavascriptとは言語仕様に似た部分はあるものの、まったくの別言語です。javeではなくjs(ジェーエス)と呼ばれます。
ブラウザ向けの言語のため「InternetExproler」や「GoogleChrome」といったブラウザと、あとはテキストエディタ(メモ帳)さえあれば実際に動かすことが可能です。WEBサイトへ動作を付けられるという特徴や手軽さから、WEBデザイナーの方でも記述する機会のある言語にもなっています。JavaScriptなどを専門に扱う「フロントエンジニア」と呼ばれる方もいますが、様々な人に広く使われている言語でも有ります。
言語としての特徴
①スクリプト言語である
スクリプト言語とは、簡易であることを目的として作られたプログラミング言語のことです。すでにほかの言語を学んだことがある方はもちろん、ブログラミングが初めてという方も短期間で習得することが可能です。そのー方で、オブジェクト指向的な構造も持ち合わせており、再利用性/保守性に富んだコードも記述しやすいつくりになっています。
②インタプリター型の言語である
インタプリター言語とは、プログラムを先頭から逐一解析し、コンピユーターに理解できる形式に翻訳しながら実行していく言語のことです。このため、いわゆるコンパイル言語に比べると動作が遅いという問題はありますが、反面、プログラムを実行するためにコンパイルは必要ないというメリットがあります。コードを書いて、そのまま実行できる手軽さが魅力です。
③さまざまな環境で利用できる
Javascriptはもともとはブラウザー上で動作することを想定して作られた言語ですが、現在はブラウザー上での用途にとどまりません。Javascript、または、Javascript(ECMAScript)をべースとして作られた言語が、じっにさまざまな環境で動作しています。
Android/Node.js/Java Platform,Standard Edition/..etc
ECMAScript 2015とは?
ECMAScriptとは、標準化団体ECMA Internationalによって標準化されたJavascriptです。1997年の初版から改訂が重ねられ、現在の最新版は2015年6月に採択された第6版がECMAScript 2015(ES2015)です。版数から、通称、ECMAScript 6(ES6)と呼ばれることもあります。
ES2015で新たに提供された仕様には、以下のようなものがあります。
- class命令の導入で、Java/C#のようなクラス定義が可能に
- import/export命令によるコードのモジユール化をサポニ卜
- 関数構文の改善(アロー関数、引数のテフオルト値、可変長引数など)
- let/const命令によるブロツクスコープの導入
- for...of命令による値の列挙
- イテレータ/ジェネレータにより列挙可能なオブジエクトの操作が可能に
- 組み込みオブジエクトの拡充(Promise、Map/Set、proxyなど)
- String/Number/Arrayなど、既存の組み込みオブジエクトも機能を拡張など
まとめ
ブラウザ向けの言語として開発されたjavascriptは再利用性/保守性に長けてコードも書きやすい特徴があります。今ではブラウザにとどまらずいろいろな環境で利用できるようになりました。同時に標準化も進められどのブラウザでも同様に使えるようになってきています。
これからもjavascritは変化し続けていくと思います。変化に遅れないよう学び続ける必要があるということがわかりました!(javascriptだけにかぎったことじゃないですね、、)