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Wio Nodeハンズオン メモ

Last updated at Posted at 2018-06-24

Wio Nodeの初心者向けハンズオンのメモです。

ハンズオン内容

  1. Wio Node + スマホ + センサ でデータを取得しよう。
  2. Wio Node + Node-RED + Ambient でグラフを作ってみよう。
  3. Wio Node を arduino化してLチカしよう。

ハンズオンで使うもの

  1. Wio Node 本体
  2. Grooveセンサ
  3. arduino IDEをインストールしたPC
  4. WioLink をインストールしたスマホ
  5. FTDI USBシリアル変換コネクタ

事前準備

Wio Node用スマホアプリ準備

  1. iPhone/Androidのスマホで「Wio-Link」をインストール
  2. 以下のサイトの「Sign-up a user」からユーザ登録する。 Use SEEED’s user system
  3. 2.で登録したメールアドレス、パスワードでWio Linkでログインする。
  4. 以下のサイトの「get the user token」からtoken(v1)を取得しメモしておく。
    Use SEEED’s user system

IBM Cloud と Node-Red準備

  1. 以下の記事を参考にIBM Cloudのアカウント作成とNode-REDインスタンス起動
    IBM LiteアカウントでNode-REDインスタンスを作成する
  2. メニューの「パレットの管理」→「ノードを追加」で「ノードを検索」の欄に「node-red-contrib-wio-seeed」を入力しノードを追加。

Ambient準備

  1. 以下の記事を参考に「1.ユーザー登録(無料)」「2.チャネル生成」まで実施しておく。
    Ambientを使ってみる

PC準備

  1. 以下のサイトからarduino IDEのインストール
    https://www.arduino.cc/en/main/software
  2. 以下の記事を参考にFTDI USBシリアル変換ドライバをPCにインストール
    Winの場合: FTDIのUSBシリアル変換器のドライバのインストール法(1)
    Macの場合:VCPドライバのインストール(mac編)

ハンズオン内容

Wio Node + スマホ + センサ でデータを取得

デバイス登録と設定

  1. Wio Node にUSBケーブルをつないで電源を入れる。
  2. スマホでアプリWio-Linkを起動
  3. 右上の「+」ボタンを押し、「Wio Node」を選択
  4. 画面のメッセージに従ってFuncボタンを4秒押し、青いライトがゆっくり点滅を始めるのを待つ。
  5. スマホのWiFi設定画面から「WioLink_XXXXXX」というSSIDを探して接続する。
    ※ 複数の人が同時に設定すると、スマホから同時に複数のWio Nodeが見えて、どれが自分のか分からなくなるので、一人づつセットアップすること。
  6. 接続できたらWio Nodeのアイコンを選択。

センサーからデータを取得

  1. センサーを一つチョイス。
  2. センサーをWio NodeのPort0にケーブルで接続。
  3. 画面の下のセンサー一覧からセンサーを選択「GPIO -> Temperature&Humidity Pro」
  4. 「Update Firmware」を押す。
  5. 下にある「View API」を選択。
  6. 「GET」ボタンを押すと湿度や温度のデータが取得できる。
  7. access_tokenの値をコピペ、メモなどでPC側で使えるようにしておく。

Wio Node + Node-RED + Ambient でグラフ化

Node-Redでデータ取得

  1. 左上の「ノードを検索」からwioと入力。
  2. 「Sensor」ノードを選択しドラッグ&ドロップする。
  3. 「Manual Token」を選択。
  4. Serverを「us.wio.seeed.io」に変更、Tokenに事前準備したtoken(v1)を入力。
  5. Nodeの選択肢にスマホ上で設定したWioNodeが出てくるので選択。
  6. InjectとDebugノードを接続。
  7. デプロイボタンを押す。
  8. Injectのボタンを押すとデバッグに温度が表示される。
  9. Injectの中身を10秒ごとにデータ取得するように変更する。

Ambientでグラフ化

  1. Ambientにログインし、Myチャネルから「チャネルを作る」を選択。
  2. 「チャネルxxxx」というチャネルが作成されるのでチャネルIDとライトキーをメモっておく。
  3. Node-Redでパレット管理のノード追加からAmbientをインストールする。
  4. Node-Redで、WioNodeのセンサーがある画面にAmbientとfunctionノードを追加する。
  5. 以下の順番でつなぐ「Inject→Sensor→function→Ambient」(Debugはつないだノードのログを見ることができる)
  6. Ambientノードに「チャネルID」と「ライトキー」を設定する。
  7. functionノードのコードに以下を設定し、デプロイします。
var data={
    "d1": msg.payload
}
msg.payload = data
return msg;

TIPS

  • 書き込み時のシリアルスピード115200がデフォルトだが921600に変更すると書き込み速度が上がる
  • PCとバッテリー(Li-PoまたはLi-MHモバイルバッテリー)の組み合わせだと書き込みが失敗する可能性が高まる(USBシリアルを接続するPCとGNDレベルが合っていないことが原因の可能性。)
  • USB電源でLi-Poバッテリーを充電可能でした!これでPH-2ケーブルを抜き差しする必要が無くなる(常時起動→バッテリー容量が無くなったらUSBケーブルを挿すという運用)が可能

参考リンク

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