Waffleというお手軽なIoTエッジが手に入ったので、さっそく何かを作ってみようとしたが、いいアイデアが浮かばない...
そこで、「何がしたいか?」ではなく「何ができるか?」からアイデアをひねり出したいと思ってみた。
Groveシステムの種類
SWITCH-SCIENCEさんのECサイトから、どういったものがあるのか調べてみることに。
とりあえずこちらを見ると86個何かあるらしい。
でもケーブルとか余計なものを無視すると、だいたい以下の2種類に分けられる模様。
「音・表示・動作」は出力系で「センサ」は入力系の模様。
そういえば出力に関して(Androidからの出力)は習ってないな...まぁいいか。
音・表示・動作
とりあえず、説明付きで一覧を作ってみた。
名称 | 説明 |
---|---|
LED 青 | ただの青いLED |
LED 赤 | ただの赤いLED |
RGB LED | RGB LEDモジュール(指定した色になるのかな?) |
円形LED | 円形に24個白色LEDが並んでいるやつ(タイムショックっぽい) |
LEDバー v2.0 | 赤x1、黄x1、黄緑×1、緑x7の全10セグメントを256段階調光可能なバー(レベルメーターみたいなやつ) |
テープLEDドライバー | テープLEDドライバ(何ものかはわからないが、さらにテープLEDというものを接続する必要があるらしい) |
赤外線発信器 | 赤外線LEDから信号を発信するやつ |
7セグメント4桁ディスプレイ | 7セグメント4桁表示のLEDディスプレイ |
RGBバックライト液晶モジュール | RGBバックライト液晶モジュール(電卓の表示部分みたい) |
I2C OLEDディスプレイ128×64 | だいぶかっこいいディスプレイ(画素数もいい感じ) |
スピーカー(アンプ内蔵) | アンプ内蔵のスピーカー |
ブザー | まさにブザー |
バイブレータ | いわゆるバイブレーター |
ミニファン v1.1 | 小型送風ファン |
リレー | リレーというやつ(この先に何かをつなぐみたいだが、よくわからない) |
I2C ミニモータードライバ | 同時に二つのDCモータを制御出来るらしい |
I2C モータードライバ | 2個のDCモーターまたは1個のステッピングモーターを制御できるらしい |
LEDは基本として、ディスプレイやスピーカーはいろいろと使えそうです。
でもWaffleってコネクタの数が限られているよね...
入力は必須だから、出力は多くても3つまでだよね。(それでも多すぎか?)
そういえば、Arduinoってアナログは入力のみだから、これらのデバイスは全てデジタルに接続するのかな?(I2CはA5ピンでもいいのかな?)
センサ
こちらも、説明付きで一覧を作ってみた。
機能的にダブっているものは省略した。
名称 | 説明 |
---|---|
I2C 三軸加速度センサ | 加速度センサ |
I2C 三軸加速度センサ ADXL345搭載 | 加速度センサ |
傾きセンサ | いわゆるジャイロ |
I2C 3軸ジャイロセンサ | ジャイロセンサ |
温度センサ | 温度だけ計測 |
温湿度センサ(SHT31) v1.0 | 温度と湿度が測れるお高い方のセンサ |
デジタル温度・湿度センサ | Waffleセットに入っている、お安い温湿度計 |
デジタル温度・湿度センサPro | デジタルな温湿度計 |
IMU 9DOF v2.0 | 9自由度の慣性計測装置とのこと( ジャイロ、加速度、磁気が測れる模様) |
IMU 10DOF v2.0 | 10自由度の慣性計測装置とのこと( ジャイロ、加速度、磁気、温度、気圧が測れる模様) |
I2C カラーセンサ | 色を検出 |
光センサ v1.2 | 広範囲の光を感知する、まさに光センサ |
光センサ(パネルタイプ) v1.1 | 平面式の光センサ |
I2C デジタル光センサ | I2C接続のデジタル光センサ |
火炎センサ | 火の光を検知する模様 |
ダストセンサ | 空気中の直径1マイクロメートル以上の粒子の濃度が測れるらしい |
アルコールセンサ | 空気中のアルコール濃度を計測 |
マルチチャンネルガスセンサ | 複数種類のガスを3チャンネルで同時計測可能とのこと(一酸化炭素(CO)、二酸化窒素(NO2)、水素(H2)、アンモニア(NH3)、メタン(CH4)、エタノール(C2H6OH)、プロパン(C3H8)、ブタン(C4H10)) |
水センサ | イマイチ使いみちが浮かばない |
水分センサ | 土に挿して水分量を計測 |
シリアルカメラモジュールキット | 30万画素のカメラ |
音センサ | マイクのようなもの |
赤外線測距センサ v1.2 | 約90〜300mmの範囲で距離を検出できるらしい |
超音波距離センサモジュール | 3cm~4mまで距離を測れるらしい |
GPS | そのものズバリ、GPS |
PIRモーションセンサ | 動いているものを検知する模様 |
赤外線反射センサ | ちょっと使い方がわからない... |
赤外線受信器 | 赤外線を受信して...どうするのだろう? |
ラインファインダ v1.1 | 赤外線を使って線の検知を行う模様 |
高精度RTC | リアルタイムクロックとのこと(年、月、日、曜日、時、分、秒が取れるとのこと) |
心拍センサ | 耳や指で心拍数を測定するとのこと |
電流センサ | 交流の電流(A)を測れるらしい |
タッチセンサ | 1箇所センサがついている |
I2C タッチセンサ | 4つ接触を測れるセンサがついている |
ボタン | プッシュボタン |
ボタン(パネルタイプ) | プッシュボタン |
スイッチ(パネルタイプ) | 上下にスライドさせてON/OFFするスイッチ |
磁気スイッチ | どうするとON/OFFするのか不明(磁石が近付いたかを識別するのかな?) |
ジョイスティック | いわゆる、ジョイスティック |
ミニトラックボール | 上下左右方向の回転と押し込みが入力できる |
ジェスチャー | 9つのジェスチャーに反応するとのこと(「上」「下」「左」「右」「近づける」「遠ざける」「時計回りに指を回す」「反時計回に指を回す」「手を振る」) |
ボリューム | シンプルな回すボリューム |
ボリューム(パネルタイプ) | 他のロータリーなんとかとの違いがわからない... |
スライドボリューム | スライド式のボリューム |
ロータリーエンコーダ | 回すやつ |
こんなものも検知できるんだ!というものがいくつかありますね。特に「IMU 10DOF v2.0」や「マルチガスセンサ」は高機能で、すごく使い勝手が良さそうです。(お高いですが)
「ジェスチャー」や「心拍センサ」はゲーム的なインターフェースとして使えそうです。
なお全てに共通しますが、構造上、水につけるのは難しそうなので、あくまでも陸上(一部地中)向けなのでしょうか。
その他
これら以外にもI2CハブやADコンバータ(I2C ADC)が使えそうです。
まとめ
結構いろんなセンサーなどがあり、それこそ「なんでも」出来そうな気がします。
が、Waffleのコネクタ数というのが制限になるかも。
まずはAndroidにはない入出力を試してみるのがいいのかもしれません。
また、WaffleからArduinoへステップアップするのもいいかも。
(Arduino→Groveはベースシールドってやつを使えばよさそう...今はまだそこまでのスキルはないけど ^^;)