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Groveシステムを使用して何ができるのか?

Last updated at Posted at 2017-06-19

Waffleというお手軽なIoTエッジが手に入ったので、さっそく何かを作ってみようとしたが、いいアイデアが浮かばない...
そこで、「何がしたいか?」ではなく「何ができるか?」からアイデアをひねり出したいと思ってみた。

Groveシステムの種類

SWITCH-SCIENCEさんのECサイトから、どういったものがあるのか調べてみることに。

とりあえずこちらを見ると86個何かあるらしい。
でもケーブルとか余計なものを無視すると、だいたい以下の2種類に分けられる模様。

「音・表示・動作」は出力系で「センサ」は入力系の模様。
そういえば出力に関して(Androidからの出力)は習ってないな...まぁいいか。

音・表示・動作

とりあえず、説明付きで一覧を作ってみた。

名称 説明
LED 青 ただの青いLED
LED 赤 ただの赤いLED
RGB LED RGB LEDモジュール(指定した色になるのかな?)
円形LED 円形に24個白色LEDが並んでいるやつ(タイムショックっぽい)
LEDバー v2.0 赤x1、黄x1、黄緑×1、緑x7の全10セグメントを256段階調光可能なバー(レベルメーターみたいなやつ)
テープLEDドライバー テープLEDドライバ(何ものかはわからないが、さらにテープLEDというものを接続する必要があるらしい)
赤外線発信器 赤外線LEDから信号を発信するやつ
7セグメント4桁ディスプレイ 7セグメント4桁表示のLEDディスプレイ
RGBバックライト液晶モジュール RGBバックライト液晶モジュール(電卓の表示部分みたい)
I2C OLEDディスプレイ128×64 だいぶかっこいいディスプレイ(画素数もいい感じ)
スピーカー(アンプ内蔵) アンプ内蔵のスピーカー
ブザー まさにブザー
バイブレータ いわゆるバイブレーター
ミニファン v1.1 小型送風ファン
リレー リレーというやつ(この先に何かをつなぐみたいだが、よくわからない)
I2C ミニモータードライバ 同時に二つのDCモータを制御出来るらしい
I2C モータードライバ 2個のDCモーターまたは1個のステッピングモーターを制御できるらしい

LEDは基本として、ディスプレイやスピーカーはいろいろと使えそうです。
でもWaffleってコネクタの数が限られているよね...
入力は必須だから、出力は多くても3つまでだよね。(それでも多すぎか?)
そういえば、Arduinoってアナログは入力のみだから、これらのデバイスは全てデジタルに接続するのかな?(I2CはA5ピンでもいいのかな?)

センサ

こちらも、説明付きで一覧を作ってみた。
機能的にダブっているものは省略した。

名称 説明
I2C 三軸加速度センサ 加速度センサ
I2C 三軸加速度センサ ADXL345搭載 加速度センサ
傾きセンサ いわゆるジャイロ
I2C 3軸ジャイロセンサ ジャイロセンサ
温度センサ 温度だけ計測
温湿度センサ(SHT31) v1.0 温度と湿度が測れるお高い方のセンサ
デジタル温度・湿度センサ Waffleセットに入っている、お安い温湿度計
デジタル温度・湿度センサPro デジタルな温湿度計
IMU 9DOF v2.0 9自由度の慣性計測装置とのこと( ジャイロ、加速度、磁気が測れる模様)
IMU 10DOF v2.0 10自由度の慣性計測装置とのこと( ジャイロ、加速度、磁気、温度、気圧が測れる模様)
I2C カラーセンサ 色を検出
光センサ v1.2 広範囲の光を感知する、まさに光センサ
光センサ(パネルタイプ) v1.1 平面式の光センサ
I2C デジタル光センサ I2C接続のデジタル光センサ
火炎センサ 火の光を検知する模様
ダストセンサ 空気中の直径1マイクロメートル以上の粒子の濃度が測れるらしい
アルコールセンサ 空気中のアルコール濃度を計測
マルチチャンネルガスセンサ 複数種類のガスを3チャンネルで同時計測可能とのこと(一酸化炭素(CO)、二酸化窒素(NO2)、水素(H2)、アンモニア(NH3)、メタン(CH4)、エタノール(C2H6OH)、プロパン(C3H8)、ブタン(C4H10))
水センサ イマイチ使いみちが浮かばない
水分センサ 土に挿して水分量を計測
シリアルカメラモジュールキット 30万画素のカメラ
音センサ マイクのようなもの
赤外線測距センサ v1.2 約90〜300mmの範囲で距離を検出できるらしい
超音波距離センサモジュール 3cm~4mまで距離を測れるらしい
GPS そのものズバリ、GPS
PIRモーションセンサ 動いているものを検知する模様
赤外線反射センサ ちょっと使い方がわからない...
赤外線受信器 赤外線を受信して...どうするのだろう?
ラインファインダ v1.1 赤外線を使って線の検知を行う模様
高精度RTC リアルタイムクロックとのこと(年、月、日、曜日、時、分、秒が取れるとのこと)
心拍センサ 耳や指で心拍数を測定するとのこと
電流センサ 交流の電流(A)を測れるらしい
タッチセンサ 1箇所センサがついている
I2C タッチセンサ 4つ接触を測れるセンサがついている
ボタン プッシュボタン
ボタン(パネルタイプ) プッシュボタン
スイッチ(パネルタイプ) 上下にスライドさせてON/OFFするスイッチ
磁気スイッチ どうするとON/OFFするのか不明(磁石が近付いたかを識別するのかな?)
ジョイスティック いわゆる、ジョイスティック
ミニトラックボール 上下左右方向の回転と押し込みが入力できる
ジェスチャー 9つのジェスチャーに反応するとのこと(「上」「下」「左」「右」「近づける」「遠ざける」「時計回りに指を回す」「反時計回に指を回す」「手を振る」)
ボリューム シンプルな回すボリューム
ボリューム(パネルタイプ) 他のロータリーなんとかとの違いがわからない...
スライドボリューム スライド式のボリューム
ロータリーエンコーダ 回すやつ

こんなものも検知できるんだ!というものがいくつかありますね。特に「IMU 10DOF v2.0」や「マルチガスセンサ」は高機能で、すごく使い勝手が良さそうです。(お高いですが)
「ジェスチャー」や「心拍センサ」はゲーム的なインターフェースとして使えそうです。
なお全てに共通しますが、構造上、水につけるのは難しそうなので、あくまでも陸上(一部地中)向けなのでしょうか。

その他

これら以外にもI2CハブADコンバータ(I2C ADC)が使えそうです。

まとめ

結構いろんなセンサーなどがあり、それこそ「なんでも」出来そうな気がします。
が、Waffleのコネクタ数というのが制限になるかも。
まずはAndroidにはない入出力を試してみるのがいいのかもしれません。
また、WaffleからArduinoへステップアップするのもいいかも。
(Arduino→Groveはベースシールドってやつを使えばよさそう...今はまだそこまでのスキルはないけど ^^;)

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