目的
Webアプリ開発中に、ページ遷移やform_withで送った情報が正しいかを確認することで自分が書いたコードの確認やエラー解消のヒントに繋がります。
debugメソッドを使う
今回は例としてparamsハッシュを表示します。
paramsハッシュを表示させることで、ページが持つ情報を見ることができます。
ページ内にparamsハッシュを表示させるには、debugメソッドを使用します。
例えばapplication.html.erb内で下記のコードを加えることで、paramsハッシュを取得することができます。
<%= debug(params) if Rails.env.development? %>
ここで、if Rails.env.development?と条件を付けることで、この式がtrueのとき、つまり開発環境のときのみ表示させています。
他には何を見る?
ログイン中ユーザーの情報を見る場合
これにより、ログイン中のユーザーが認証されたか(activatedカラムがtrueか)や、記憶トークンを保持しているか(remember_digestカラムに値が入っているか)を確認することができます。
<%= debug(@current_user) if Rails.env.development? %>
cookies情報の一部をみる
cookies情報を全て表示させることはおすすめしません。
ここで伝えたいことは、debugメソッドの引数に適切な式を入れることで自分が必要な情報を取得できるということです。
今回は認証トークンであるremember_tokenを表示させることで、ヘルパーやモデルで定義したメソッドがきちんと動いているかを確認しました。
<%= debug(cookies[:remember_token]) if Rails.env.development? %>