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新規プロジェクト立上げ時にGitHubにプロジェクトフォルダ全体を共有する方法

Last updated at Posted at 2022-09-18

目的

gitの勉強をすると、アップロードする対象がファイルであることが多いです。
実際にプロジェクトを進めるうえで、プロジェクトフォルダごとgitにアップロードしたいと思い、その方法を今後のメモ用にまとめておきます。

  • GitHubにレポジトリを新規作成
  • ローカルにプロジェクトファイルを作成し、gitに紐付ける
  • GitHubにプロジェクトフォルダをまるごとアップロード

手順

gitとGitHubの設定が済んでいることを前提として話を進めます。
設定がまだの方は、下の記事を参考に設定を済ませましょう。

GitHubにレポジトリを新規作成

まずはGitHub上に新規レポジトリを作成します。
Repository nameはsample_appとします。

レポジトリを作成した後の画面でQuick setupという欄の【HTTPS/SSH】というボタンのSSHを選択し、表示されたURLをコピーしておきます。
image.png

ローカルにプロジェクトフォルダを作成し、gitに紐づける

次に、ローカル上にプロジェクトフォルダを作成し、gitに紐づけます。
ターミナル上で下記のようにコマンドを実行します。

# sample_appフォルダと必要なフォルダを一括作成
$ rails new sample_app -G

# sample_appフォルダに移動
$ cd sample_app

# 作成したフォルダをGitで管理できるようにする
$ git init

# プッシュ先のリモートリポジトリを指定する
$ git remote add origin <sshで取得したURL>

# 登録されているリモートリポジトリを確認する
$ git remote -v
=> origin  git@github.com:<ユーザー名>/sample_app.git (fetch)
=> origin  git@github.com:<ユーザー名>/sample_app.git (push)
  

フォルダをプッシュする

# 変更されたすべてのフォルダとファイルを選択
$ git add .

# 変更履歴を記載する
$ git commit -m "Create sample_app"

# リポジトリに選択したフォルダとファイルをアップロードする
$ git push --set-upstream origin main

# パスワードを求められる
$ Enter passphrase for key '/Users/<フォルダ名>/.ssh/id_ed25519':(パスワードを入力)

git add .前回アップされた状態から変更のあるすべてのファイル/フォルダをステージングするというコマンドです。
Progate等の教材ではgit add <ファイル名>のように一つずつファイルを指定していますが、今回紹介した方法で一括でステージングしてしまう方が手間がかかりませんし、アップし忘れも防ぐことができます。

git push origin mainだとエラーが出るので、pushの後に--set-upstreamを付けるのがポイントです。
-uと略すことも可能です。

パスワードはこの記事の5項で設定したパスワードです。
ターミナル上では入力内容は表示されません。
焦らずに落ち着いて入力しましょう。

git add . でエラーが出たら

ファイルを編集した後にgit add .をすると、

warning: LF will be replaced by CRLF in log/error_2022-07-18.log.
The file will have its original line endings in your working directory

と出ることがあります。
そんな時はこちらの記事を参考にしてください。
【Gitエラー解決】warning: LF will be replaced by CRLF (Qiita)

まとめと今後の流れ

以上がGitHubにフォルダ全体を共有する方法となります。

今後の流れ

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