GPT-5 CodexでKiCad編集を自動化する:git連携からシンボル生成まで
この記事の概要
- KiCadで面倒な作業(シンボル/フットプリント/ドキュメント作り)をAIにやらせる方法の紹介
自己紹介
- ゆるふわ電子工作erです。技術サークル「souz」所属で、自作プロダクトを制作・展示・頒布してます
- twitter: @yasushi_tech
- 最近つくった作品「Analightic」

基板作りは楽しいけど雑務は面倒だよね
- KiCad で基板を設計していると、「回路を考える時間」よりも、「ライブラリ、ドキュメントを整える時間」の方が長く感じることがありますよね
- 新しい IC や真空管を使うたびにシンボルを起こし、フットプリントを探し、README や回路説明を書き直す......どれも重要ですが、“楽しくない雑務”になりがち
- そこで、ChatGPT の「Codex」機能と KiCad を組み合わせて、こうした雑務をできるだけ AI に
丸投げ肩代わりしてもらうワークフローを紹介します - KiCad プロジェクトを git で管理し、Codex に対して「このシンボルを別の真空管のピン配置に合わせて修正して」「この回路図から README を生成して」といった指示を出すことで、シンボル編集やドキュメント生成を自動化します
具体的に何が手間か
- シンボルライブラリ、フットプリントライブラリの整備
- (各種サイトからDLできたりすることもあるが、ないやつはない)
- ドキュメント更新
- 頒布したり引き継ぎしたりするときに部品表や使い方など書くのも地味に面倒
コーディングエージェント "Codex" の概要
以下を普段お使いの生成AIにコピペしてください
私は電子工作やKiCadの使用には慣れているものの、情報分野については初心者です。gitの概念とコーディングエージェント "OpenAI Codex" (2025年リリース)の概要を解説してください。なお、リリース年の異なる同名のサービスが過去に存在しており、解説の際に混同に注意して調査してください。2021年リリースのサービスについてはユーザーの混乱を避けるため全く触れないでください。
KiCadファイルはプログラミング言語でできている!?
- 実はKiCad のファイル形式は「特定のプログラミング言語」ではなく、S式(S-expression:リスト構造を括弧で表す記法)を基盤にした独自テキストフォーマットで記述されています。
- https://dev-docs.kicad.org/en/file-formats/
- ということはコーディングエージェントに編集させることが可能なのでは???
準備
ということでやっていきます
前提環境
- 対応KiCad: 9.0.3以降(git連携が安定)
- 必須ツール: git、openAI Codex、vscode
- リポジトリ準備: KiCadプロジェクト一式をgit管理し、ライブラリ/フットプリント/3Dモデルを極力リポジトリ内に揃える
懺悔
(ごめんなさい、アドベントカレンダーまでに執筆終わりませんでした、随時更新します。冬コミに委託でコピ本にまとめるかもです)