今年9月にQAエンジニアとして入社しました@yoyoyo_kobaです。
現在は就労移行支援LITALICOワークスの、社内向け管理システム
のチームに所属しております。
私は経歴としては以下の順番で辿ってきているのですが、
最初からQAエンジニアを目指していたわけではありませんでした。
A社 中小SIer![]()
↓
B社 スタートアップ![]()
↓
LITALICO![]()
SIerではテスト→開発→設計→要件定義の順で習得する流れにあるため(研修でも何度もそのように教わります)、テストをする人=新人レベルの人という刷り込みが強かったことと、
QAエンジニアという職種があることを知ったのは後のB社で、親会社のQAエンジニアの方々と連携する機会を持つまで、それが専門職になるとは全く思っていませんでした。
初めてテストを専門に担当したのはB社で、
小売店での接客対応を登録する業務寄りのシステムでした。
A社とは180度変わり、参画当初はテストをする工程もほぼ無い(という恐ろしい)状態で、
本番環境での問題が頻発してしまっていました。
周りの方々から協力を得てどういったテストが必要か整備を進め、次第に本番障害が落ち着き、現場の方からも好評をいただけるようになりました。
そこでQAという仕事のやりがいに気付くことができました。
そして今年、QAエンジニアとしてのスキルアップをしていきたいと思い、転職活動を始めました。
転職エージェントさんに何名かお会いしましたが、
・1人目QAエンジニアとして入社し、チーム形成を担っていける経験豊富なシニアクラス(SETの範囲も当然カバーでき、PM経験もあるとなお可というスーパーQA)
・開発、QA経験ともに無く、IT業界自体初めて可のビギナークラス
このどちらかに非常に偏っていると感じました。![]()
開発者であれば言語3年~や5年~といったミドルクラスの需要が大量にありますが(それも昨今のAIの進化によって変わっていきそうですが)、QAに関しては非常に少なかったです。
前者の場合、品質の担保には開発プロセスやQA体制の整備が不可欠だと気付き、組織的改革に舵を切った企業。
後者の場合、シンプルで汎用的なシステムでテスターのみで問題ないと判断しているか、とにかくただひたすら手が足りていない企業。
大手企業ではQAエンジニアの新卒採用も始まり、重要視されている中(そして自分よりも高い設定の年俸を見て半泣きになる中
)、業界全体で見たとき、QAはまだまだ定着していないんだなという印象を持ちました。
私はQAエンジニアが多く在籍していたり、
業務システムを扱う企業が良いなと考えていたのですが、
自分のキャリアに合った採用を探すだけでも精一杯で、そのあたりの条件は諦めつつありました。
その中で出会ったのがLITALICOです![]()
多くの企業は、開発の高速化に伴って自動化→テスト工数を削減し、リリースサイクルを増やしたいと、デリバリーコストを重要視していました。
当然デリバリーコストは大事ですが、私は品質改善に取り組む時間を生むために自動化をすべきだと思います。
面接では、シフトレフトを最重視しているとご説明していただきました。
ユーザーストーリーは必ず書き、"良い品質の定義"をする。
ユーザーの視点からの品質保証をするQA、それはまさに目指したい方向でした。
理想の場所に出会えてしまったため、不採用の場合は転職活動自体終わりにしようという気持ちでしたが、
ご縁があり、幸運にも入社することができました![]()
入社初日、エンジニア本部だけでなく、全社の同日入社の方々が一堂に集まりました。
その日「社長講話」というプログラムが予定されており、専門用語など全然わからなかったらどうしよう・・・と私は異常に緊張しておりました。
そして登場されたのが社長の敦弥さんです。
「今日ビーサンなのは僕だけですね!ハッハッハ!」
という衝撃的な言葉でスタートしました。
「障害のない社会をつくる」
LITALICOのビジョンは、サービスの提供ではなく、社会を変えることを目指しています。
途方もない努力が必要です。ですがそれも、そう遠くない未来に可能だと感じられるようなパワフルなお話でした。
私たちの仕事は、仕組みやシステムを作るのではなく、人を知り、社会と人を繋ぐことなんだと認識できた入社式でした。
福祉に関しては全くの初心者で学ばなければいけないことがたくさんありますが、
引き続き頑張っていきたいと思います![]()
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