1. はじめに(背景と課題感)
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Adobe Acrobatのコスト問題
月々約1,500円(年間約18,000円)のサブスク費用。たまにしか使わない人にとっては地味に大きな出費です。
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Web上のPDF編集サイトのセキュリティリスク
請求書、領収書、契約書などの機密データを「無料だから」と見ず知らずのサードパーティサーバーにアップロードするのは、情報漏洩の観点から業務上ご法度です。
結論
「じゃあ、完全ローカルで動いて、安全で、無料で、インストールも不要なツールを自分で作ろう!」
と思い立ち、PDF_Studio を開発しました。
2. 作ったもの:「PDF_Studio」の概要
- GitHub リポジトリ: https://github.com/yoshiki2024/PDF_Studio
主な特徴(3つの安心)
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100%ローカル(ブラウザ内)完結
WebAssembly / JavaScript を使用し、外部サーバーへの通信が一切発生しないため、機密書類も安心して編集できます。
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非破壊保存
元ファイルを上書きせず、常に新規PDFとして安全に書き出します。
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インストール・環境構築不要
Windows / Mac 両対応。
index.htmlを開くだけで即起動します。
3. こだわった機能と実装のポイント
READMEにある実用的な機能を、開発者目線のこだわりを交えて紹介します。
✏️ 高精度なPDFテキスト・画像編集
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フォント自動判別
クリックした文字のフォント(游ゴシック、メイリオ、明朝体、Arial等)や太字・斜体を自動判別し、同一フォントをデフォルト選択する機能を実装。
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スムーズな二重表示防止
編集時に元テキストが自動で白塗りされ、ドラッグ移動時も見た目が崩れません。
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画像の操作性
画像やロゴのドラッグ移動・一発削除に対応。
📑 結合・分解・向きの変更(かゆいところに手が届く機能)
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一括移動
複数ファイルを結合する際、
Shiftキーを押しながらのブロック一括移動に対応。 -
偶数ページのみ180°反転
スキャナーの裏面取り込み対策として地味に便利な反転機能を搭載。
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柔軟なPDF分解
4. 誰でもすぐに使える手軽さの工夫(配布・共有方法)
個人で作ったツールを、非エンジニアの同僚や友人にも簡単に使ってもらえるよう、以下の4つの利用方法を用意しました。
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ZIPファイルを渡す(最もシンプル)
解凍して
index.htmlをダブルクリックするだけで起動します。 -
GitHub Pagesで公開する
ダウンロードすら不要で、URLをクリックするだけで即利用可能(サーバーへデータ送信は行われないため安全です)。
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Git Clone(開発者向け)
リポジトリをクローンしてローカル環境で直接利用・カスタマイズできます。
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Chrome拡張機能(アドオン)として導入
ブラウザのツールバーにピン留めし、1クリックでいつでも呼び出せる便利な使い方が可能です。
5. スキャンPDF(画像化されたPDF)の罠とハック
複合機などでスキャンしたPDFは「文字データ」を持っていないため、通常の文字選択やハイライトが効かないという課題に直面しました。
💡 ワークアラウンドの実装
「墨消し・白塗り」で対象箇所を四角く隠し、その上から「テキスト」ツールで文字を書き加えるアプローチを採用。これにより、OCRを通していないスキャンPDFでもきれいに修正・追記ができるようになりました。
6. まとめ・今後の展望
今回の個人開発により、日々のPDF編集ストレスと毎月のサブスク費用から完全に解放されました!
もし同じように「無料サイトへのアップロードはセキュリティ的に不安」「たまに使うだけなのにサブスク料金が高い」といった悩みを抱えている方がいれば、ぜひ試してみてください。
フィードバックや機能要望、GitHubでの Star や Pull Request も大歓迎です!

