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Windows 11 の環境で「WSL2 + Ubuntu 24.04 + Docker」をセットアップしてみる(+ Dify も)

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はじめに

今回、Windows 11 の環境で「WSL2 + Ubuntu24.04 + Docker」をセットアップしてみたので、その流れのメモを記事にしてみました。

それと合わせて、以下のように Dify もインストールするところまで試してみています。

一部、ざっくりな記載の部分があるため、そのあたりは以下の他記事もあわせてご覧ください。

参照した記事

今回の内容を進める中で、参照した記事を掲載します。

  1. WSL のインストール | Microsoft Learn
  2. WSL2+Ubuntu24.04+Docker+GPUでつくる機械学習環境
  3. Windows11 WSL2 Ubuntu の超基本的な使い方【誰でもできるよ】|hiro20180901
  4. Windows+WSL2+Docker+VSCODEで使い捨て開発環境を構築するまで~前編~ 1. Qiita
  5. Windows 11でWSLを使ってDockerとDocker Composeをセットアップする方法 - Qiita

セットアップを行う

それでは、セットアップを進めていきます。

WSL を使えるようにする

まずは wsl --install を実行して、WSL を使える状態を作ります。
(自分はこれをやる前に wslコマンドを入力してみたところで以下の案内が出て、管理者権限での実行の許可をしたら、インストールが進んでいきました)

2025-01-23_01-20-38.jpg

有効なディストリビューションの確認

上記が完了したら、以下のコマンドで有効なディストリビューションの一覧を確認してみます。
(コマンドは wsl --list --online という略さない形もあります)

wsl -l -o

そうすると、自分が試した際は以下の一覧が表示されました。

2025-01-23_01-26-09.jpg

これらの中から選ぶものについて、今回は上で掲載していた参照先と同じように「Ubuntu24.04」を使うことにします。

Ubuntu のインストール・ユーザー作成

ここからは、主に利用したコマンドをざっくりと書いていきます。

以下は Ubuntu のインストールです。

wsl --install Ubuntu-24.04

インストール後、初回起動時は新規ユーザーの作成の操作を求められました。
そこで、ユーザー名とパスワードを設定します。

そして適宜、設定など必要があれば行い、ここから Docker を使えるようにしていきます。

Docker を使えるようにする

公式ドキュメントにも記載されている以下のコマンドを実行して、セットアップを進めました。

curl -fsSL https://get.docker.com -o get-docker.sh
sudo sh get-docker.sh

過去の記事を見ていると、この後に Docker Compose のインストールの手順が書かれていたりしました。しかし冒頭に掲載していた参照記事の情報などによると、記事執筆時点では既に Docker Compose もインストール済みになっているとのことです。

実際に、以下のように docker -vdocker compose version をそれぞれ実行すると、どちらもバージョン情報が表示されました。

2025-01-23_02-23-44.jpg

2025-01-23_02-44-43.jpg

また、dockerコマンドをユーザーの権限で実行できるように、以下のコマンドを実行しました。

sudo usermod -a -G docker $USER

Dify のセットアップ

さらに、今回はお試し的な感じで Dify のインストールも試してみました。

公式の「Docker Compose デプロイ」の部分に書かれた手順で、インストールを進めました。

特に難しい部分はなく、それを進めた結果、以下のように Dify に必要な一式が動作している状態にできました。

2025-01-23_02-51-33.jpg

そして、ブラウザから PC内に構築された Dify の環境にアクセスすると、以下のように Dify の初期設定を進められる状態にできました。

2025-01-23_02-51-09.jpg

2025-01-23_02-53-13.jpg

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