はじめに
X上などで情報が出ていた「nano banana」が、「Gemini 2.5 Flash Image Preview」としてリリースされたようです。そのモデルを使った画像生成・編集を Google AI Studio で軽く試してみた、という記事です。
「Gemini 2.5 Flash Image Preview」に関するポスト
「Gemini 2.5 Flash Image Preview」に関するポストや記事は、以下のものが出ているようです。
●Introducing Gemini 2.5 Flash Image, our state-of-the-art image model - Google Developers Blog
https://developers.googleblog.com/en/introducing-gemini-2-5-flash-image/
公式ブログの内容を見ると、「高品質な画像生成と柔軟な編集機能」が可能で、「キャラクターや被写体の一貫性を保ったスタイル変更や構図の変換」が可能という特長があるようです。
実際に試してみる
とりあえず手軽に試すなら、Google AI Studio を使うのが良さそうです。
Google AI Studio での使い方
Google AI Studio で Gemini 2.5 Flash Image Preview を使う場合は、左メニューで「Chat」を選んだ後の画面で、画面右上の部分から「Gemini 2.5 Flash Image Preview」を選べば OK です。また、左メニューで「Generate media」を選んだ後の画面で、「Gemini Native Image」を選ぶ、という導線もあります(こちらの操作の場合、先ほどの Chat で Gemini 2.5 Flash Image Preview を選んだ状態の画面に遷移する、という挙動のようでした)。
あと、以下の直リンクで「Gemini 2.5 Flash Image Preview」が選択された状態のチャットを開けます。
画像の生成
Google AI Studioで、プロンプト「炎のドラゴンと氷のドラゴンが、闇の世界の城で戦っている様子のファンタジー世界のピクセルアート」という内容での画像生成を試してみました。
その結果、とりあえずのお試しで以下の画像を生成できました。
画像の編集
先ほど生成してもらった画像をもとに、今度は画像編集を試してみました。
「ドラゴンや城などキャラ・背景はそのままに、夜ではなく昼にして。」というプロンプトで編集を依頼して、得られた結果は以下のとおりです。
編集前後の画像を、横に並べたものは以下の通りです。
おわりに
今回、Gemini 2.5 Flash Image Preview による画像生成・画像編集を Google AI Studio で軽く試してみました。
他に、以下など API でも試せるようなので、別途、情報を見てみようと思います。
●Gemini を使用した画像生成 | Gemini API | Google AI for Developers
https://ai.google.dev/gemini-api/docs/image-generation?hl=ja#javascript