はじめに
この記事は、NVIDIA が提供している「Isaac Sim」を、自宅で個人所有している強めなノートPC(「NVIDIA GeForce RTX 5090 Laptop」「インテル Core Ultra 9 」「メモリ 64GB」などを搭載)で軽く動かしてみた、という話です。
NVIDIA Isaac Sim は、以下の公式ページに書かれているとおり、「Omniverse を基盤とするスケーラブルなロボティクス シミュレーション アプリケーション、および合成データ生成ツール」です。
●NVIDIA Isaac Sim (JA-JP) | NVIDIA Developer
https://developer.nvidia.com/ja-jp/isaac/sim
今回使うノートPC
ちなみに、自宅で個人所有している強めなノートPC というのは、具体的には以下の「HP OMEN MAX by HP 16-ah0058TX スプリームプラスモデル」です。 ← リンクは 価格.com のページ)
以下は LM Studio上で、「設定メニューのハードウェアタブ」を開いた画面ですが、ローカルLLM をやるのにも良さそうです。
NVIDIA Isaac Sim をインストールして動作確認
要求スペック
Isaac Sim のインストールを進めていく前に、Isaac Sim の要求スペックを掲載しておきます。
記事執筆時点だと、最新の安定版の要求スペックは以下のとおりです。
●Isaac Sim Requirements — Isaac Sim Documentation
https://docs.isaacsim.omniverse.nvidia.com/6.0.0/installation/requirements.html
GPU・VRAM だけを見てみますが、「Minimum Spec」で「GeForce RTX 4080、VRAM 16GB」となり、「Good」という中間のレベル感で「GeForce RTX 5080、 VRAM 16GB」と、なかなかに要求条件が高スペックです。
「Ideal(理想的)」というスペックでは、「RTX PRO 6000 Blackwell の VRAM が 48GB」という...
NVIDIA Isaac Sim のインストーラーをダウンロードするまでの手順
それではさっそく、NVIDIA Isaac Sim をインストールします。まずは、以下の公式ページにアクセスします。
●What Is Isaac Sim? — Isaac Sim Documentation
https://docs.isaacsim.omniverse.nvidia.com/latest/index.html
手順が書かれたページ
上記のページの「Quick Install」をクリックして、以下のページを開きます。
●Quick Install — Isaac Sim Documentation
https://docs.isaacsim.omniverse.nvidia.com/latest/installation/quick-install.html
そこで、Windows用のセットアップ手順を確認します。
Windows用のインストーラー
インストーラーは、以下からダウンロードするようにとなっています。記事執筆時点だと、ついこの前までは Early Developer Release だったはずの Isaac Sim 6.0 が安定版となっていました(とある案件で、Early Developer Release の Isaac Sim 6.0 のセットアップなどを、つい最近やったところ)。
●Download Isaac Sim — Isaac Sim Documentation
https://docs.isaacsim.omniverse.nvidia.com/latest/installation/download.html#isaac-sim-latest-release
インストーラーのファイルサイズは、10GB ほどあるようでが、これをダウンロードします。
【余談】 Isaac Sim 6.0 の安定版としてのリリース
ここで少し余談です。
ちなみに Isaac Sim 6.0 の安定版としてのリリースは、GitHub を見ると記事執筆時点(2026/6/9)の 4日前でした。
https://github.com/isaac-sim/IsaacSim/releases/tag/v6.0.0

NVIDIA Isaac Sim をインストールする
インストール手順の続きに戻ります。
ここで、上記公式ページに記載のインストール用コマンドを見てみます。
mkdir C:\isaacsim
cd %USERPROFILE%/Downloads
tar -xvzf "isaac-sim-standalone-6.0.0-windows-x86_64.zip" -C C:\isaacsim
cd C:\isaacsim
post_install.bat
isaac-sim.bat
今回、「isaac-sim-standalone-6.0.0-windows-x86_64.zip」という ZIPファイルをダウンロードしているので、これを C:\isaacsim に展開します。
その状態だと、以下の C:\isaacsim 直下でのバッチファイル実行 2つのみ行えば良さそうです。
cd C:\isaacsim
post_install.bat
isaac-sim.bat
ZIPファイルを展開した状態は、以下のようになりました。上記のバッチファイルの実行を進めていきます。
post_install.bat の実行時は、PowerShell を管理者として実行する必要がありました。実行した結果は、以下のとおりです。
NVIDIA Isaac Sim を起動する
その後、 isaac-sim.bat のほうは、ユーザーの権限で実行しました。
上でも掲載していた公式ページの、以下の赤枠部分を見ると、初回起動時はけッこう時間がかかりそうです。
(インストール手順とは関係ないですが、以下の緑の枠の部分を見ると、別PC から Livestream Client(Isaac Sim WebRTC Streaming Client) を使って利用する方法というのもありそうです)
その後、以下のように Isaac Sim が起動しました。
NVIDIA Isaac Sim の動作確認
最後に、動作確認です。公式ページの以下の内容を試します。
Simple Room を読み込む
まずは、「Select Create > Environment > Simple Room.」と書かれた手順です。以下のようにメニューとたどります。
その後、以下のように Isaac Sim上で Simple Room が表示されました。
アーム(Franka Emika Panda Arm)を読み込む
あとは、「Create > Robots > Franka Emika Panda Arm.」と書かれた方の、ロボットのアームの読み込み手順です。以下のようにメニューとたどります。
その後、以下のように Isaac Sim上で「Simple Room + アーム(Franka Emika Panda Arm)」が表示されました。
おわりに
今回、とりあえず NVIDIA のロボティクス シミュレーション アプリやデータ生成ツールである「NVIDIA Isaac Sim」を個人所有の強めなノートPC にセットアップできました。
今後は、以下の公式のチュートリアルを試したり、今回のセットアップ中に見かけた Isaac Sim WebRTC Streaming Client)を試してみたりなどできればと思っています。
公式のチュートリアル
●Isaac Sim Basic Usage Tutorial — Isaac Sim Documentation
https://docs.isaacsim.omniverse.nvidia.com/latest/introduction/quickstart_isaacsim.html#isaac-sim-app-intro-quickstart
●Basic Robot Tutorial — Isaac Sim Documentation
https://docs.isaacsim.omniverse.nvidia.com/latest/introduction/quickstart_isaacsim_robot.html#isaac-sim-app-intro-quickstart-robot
















