後付けで、機械学習 Advent Calendar 2023 の 13日目に登録してみました
この記事は、以下の公式ページに記載されている「DALL-E 3 パブリック プレビュー」を手軽に試してみよう、という記事です。
●Azure OpenAI Service の新機能 - Azure AI services | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/ai-services/openai/whats-new#dall-e-3-public-preview
ざっくりな流れを書くと、現時点で「DALL-E 3」のモデルをデプロイできるリージョンでモデルを用意し、画像生成を Azure OpenAI Service上のプレイグラウンドで試します。
ちなみに、自分が試した時の様子は、こんな感じです。
https://twitter.com/youtoy/status/1726948888593272857
Azure での DALL-E 3 を使った画像生成について
モデルをデプロイ可能なリージョン
本記事の執筆時点では、DALL-E 3 のモデルをデプロイ可能なリージョンは限定されています。具体的には、冒頭にも掲載した公式記事内に書いてある「SwedenCentral」のみです。
モデルをデプロイする
まずは、モデルをデプロイします。
リソースの作成とモデルのデプロイ
「SwedenCentral」を指定してリソースを作成します(※ リソースの作成手順は省略)。リソースを作成した後に、Azure OpenAI Studio で「デプロイ」 > 「新しいデプロイの作成」と進めます。
「SwedenCentral」のリソースを選んでいれば、以下のように「dall-e-3」を選択することができます。これをデプロイすれば OK です。
画像生成を試す
デプロイしたモデルを選択し、デプロイが成功していることを確認してみてください。そして、メニューにある「プレイグラウンドで開く」を選択します。
プレイグラウンドを開いたら、「デプロイ」の部分が「DALL-E 3」のモデルになっているのを確認した上で、プロンプトを入力して画像を生成するだけです。
おわりに
今回、Azure OpenAI Service で DALL-E 3 を使った画像生成を、プレイグラウンド上で手軽に試しました。今後は、API経由での画像生成なども試していければと思います。
【余談】 GPT-4 Turbo を Azure で使う話
11/17日付けの公式の記事で発表されていた、Azure版の GPT-4 Turbo も、今回の記事で書いた DALL-E 3 と同様に、記事執筆時点ではリージョンの制限があります。
その GPT-4 Turbo に関する話を以下の記事に書いていますので、もしよろしければご覧ください。
●Azure OpenAI Service で GPT-4 Turbo(gpt-4-1106-preview)のモデルをデプロイする(※ 現状は特定のリージョンのみ) #Azure - Qiita
https://qiita.com/youtoy/items/659d4764799e30f65772