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記事投稿キャンペーン 「AI、機械学習」

Azure OpenAI Service で DALL-E 3 を使った画像生成を手軽に試す(※ 現状は特定のリージョンでのみ利用可能)【機械学習】

Last updated at Posted at 2023-11-22

後付けで、機械学習 Advent Calendar 2023 の 13日目に登録してみました

この記事は、以下の公式ページに記載されている「DALL-E 3 パブリック プレビュー」を手軽に試してみよう、という記事です。

●Azure OpenAI Service の新機能 - Azure AI services | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/ai-services/openai/whats-new#dall-e-3-public-preview
公式の記事

ざっくりな流れを書くと、現時点で「DALL-E 3」のモデルをデプロイできるリージョンでモデルを用意し、画像生成を Azure OpenAI Service上のプレイグラウンドで試します。

ちなみに、自分が試した時の様子は、こんな感じです。
https://twitter.com/youtoy/status/1726948888593272857
プレイグラウンド上で試す

Azure での DALL-E 3 を使った画像生成について

モデルをデプロイ可能なリージョン

本記事の執筆時点では、DALL-E 3 のモデルをデプロイ可能なリージョンは限定されています。具体的には、冒頭にも掲載した公式記事内に書いてある「SwedenCentral」のみです。
リージョンの制限について

モデルをデプロイする

まずは、モデルをデプロイします。

リソースの作成とモデルのデプロイ

「SwedenCentral」を指定してリソースを作成します(※ リソースの作成手順は省略)。リソースを作成した後に、Azure OpenAI Studio で「デプロイ」 > 「新しいデプロイの作成」と進めます。

「SwedenCentral」のリソースを選んでいれば、以下のように「dall-e-3」を選択することができます。これをデプロイすれば OK です。
モデルのデプロイ

画像生成を試す

デプロイしたモデルを選択し、デプロイが成功していることを確認してみてください。そして、メニューにある「プレイグラウンドで開く」を選択します。
プレイグラウンドの画面へ

プレイグラウンドを開いたら、「デプロイ」の部分が「DALL-E 3」のモデルになっているのを確認した上で、プロンプトを入力して画像を生成するだけです。
プレイグラウンド

おわりに

今回、Azure OpenAI Service で DALL-E 3 を使った画像生成を、プレイグラウンド上で手軽に試しました。今後は、API経由での画像生成なども試していければと思います。

【余談】 GPT-4 Turbo を Azure で使う話

11/17日付けの公式の記事で発表されていた、Azure版の GPT-4 Turbo も、今回の記事で書いた DALL-E 3 と同様に、記事執筆時点ではリージョンの制限があります。

その GPT-4 Turbo に関する話を以下の記事に書いていますので、もしよろしければご覧ください。

●Azure OpenAI Service で GPT-4 Turbo(gpt-4-1106-preview)のモデルをデプロイする(※ 現状は特定のリージョンのみ) #Azure - Qiita
 https://qiita.com/youtoy/items/659d4764799e30f65772

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