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Chrome で PC に接続されたマイクなどの情報を手軽に確認する( chrome://media-internals/ )

Last updated at Posted at 2024-05-21

以下の記事と似た方向の話で、以下の記事では「カメラ」となっている部分を「マイクなど」の音関連の内容に変えた話について書いていきます。

●Chrome で利用可能なカメラの解像度・フレームレートやデバイス名を手軽に確認する(+余談):「chrome://media-internals/」 - Qiita
 https://qiita.com/youtoy/items/bfc5325d118dad11e1d7

上記の記事は、「chrome://media-internals/」に関する話になっており、今回もその部分は同じです。

今回使ったデバイス

今回試している構成は、3.5mm のプラグのマイクを、3.5mm 4極ミニプラグ用アダプタを介して Mac につないでいます。具体的には、自宅にあった以下を利用しています。

●ヨドバシ.com - GeSpec ジースペック GS-MHA01-BK [モバイルヘッドセットアダプター]
https://www.yodobashi.com/product/100000001001629883/

chrome://media-internals/ を使う

さっそく試していきます。

まずは Chrome のアドレスバーに「chrome://media-internals/」と入力し、これにアクセスしてみます。

マイクなどの情報を確認する

そして、上部にタブが表示されているので、その中の「Audio」を選んでみましょう。

例えば、以下のような情報が出てきます。

image.png

マイクなどを利用するページを開く

この状態で、例えば WebRTC samples のマイクなどが使われるサンプル、例えば以下などを別タブで開いてみましょう。

●Select audio and video sources
 https://webrtc.github.io/samples/src/content/devices/input-output/

image.png

(他の Audio stream volume などでも良いです)

chrome://media-internals/ に戻って情報を見てみる

上記の状態になっていると、ブラウザでマイクなど音の入出力が使われている状態になります。

その状態で「chrome://media-internals/」のタブに戻ってみると、「Input Controllers」「Output Controllers」「Output Streams」の下の表示が変化しているのが分かります。

以下のように、青い色がついた部分が表示されるようになっています。

image.png

音の入出力に関する情報を表示させてみる

さらに、青色の部分をクリックすると、下部に情報が表示されます。

以下は、Input Controllers の下の部分をクリックした際の例です。
image.png

さらに他の 2つ、「Output Controllers」「Output Streams」の下の青い部分をクリックした時の表示を見てみます。

image.png

image.png

外部マイク・ヘッドフォンの情報を、Mac のシステム情報で確認すると以下になります。

image.png

image.png

これらを見ると、入出力のチャンネル数やサンプルレートは問題なく取得できていそうです。

このような手軽な操作で、音の入出力に関する情報を確認できるのが分かりました。今後、上記の内容を活用するような話に手をつけていこうと思います。

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