はじめに
記事の内容は、表題の通りです。
ふと、「Colab の 1つのノートブック内で Python と R を両方実行できたりするかな」と思って調べたり試したりしたのがきっかけで、その後に「別のプログラミング言語やその他のものも使えたりするだろうか?」と思って、追加で「HTML・Markdown の利用」を試してみた時のメモです。
R・HTML・Markdown の件について、それぞれ以下を参照しました。
- R
- HTML
- Markdown
- YouTube埋め込み
R の利用(Rpy2 を使う)
話は単純で Rpy2 を使えば良いようです。
Colab のノートブックで、まずは以下を実行します。
%load_ext rpy2.ipython
あとは、R を利用したい部分で、最初の行に「%%R
」を入れれば良いようです。
以下、冒頭で書いた参考ページの中の内容を、実際に Colab上で試した際の画面キャプチャです。
コードの部分はこんな感じです。
%%R
curve(sin(x), -pi, pi)
HTML の利用(IPython.display を使う)
HTML については IPython.display
を使います。
from IPython.display import HTML
HTML("<h1>Hello world!</h1>")
Markdown の利用(IPython.display を使う)
Markdown も HTML と同様に IPython.display
を使います。
from IPython.display import Markdown
Markdown('# This is a Title')
YouTube埋め込み(IPython.display を使う)
YouTube埋め込み も IPython.display
を使います。
from IPython.display import YouTubeVideo
YouTubeVideo('inN8seMm7UI', width=400, height=300)
埋め込んだ動画は以下になります。
●Get started with Google Colaboratory (Coding TensorFlow) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=inN8seMm7UI
おわりに
今回使った IPython.display は、以下を見てみると他にもできることがいろいろありそうなので、試してみられればと思います。
●Module: display — IPython 7.22.0 documentation
https://ipython.readthedocs.io/en/stable/api/generated/IPython.display.html#
追記: その後に調べた内容
この記事を書いた後に、調べた内容をとりあえずメモしてみます。
●Google Colab で GIF動画をインライン表示させる - Qiita
https://qiita.com/jun40vn/items/2efdaa3e599f8e7e8604
●Jupyter で音声データを埋め込む - Qiita
https://qiita.com/mzmttks/items/13b5a67cf281215a69da
●KaggleのNotebookでコミットせずにファイルをダウンロードする方法 (Python) - Qiita
https://qiita.com/sakabe/items/a9c3ac138b25a3f261af