はじめに
使い捨てのスクリプトや研究などで雑にPythonプログラムを作成するときに、しばしばPrintデバッグを行うと思います。
その中で自分が普段使用している便利な記述の仕方を備忘録および知り合いへの共有のために記事として残します。
体感として生成AIや検索等ではこの書き方はあまりヒットしない印象があります👀
本題
a = 123
b = "hoge"
print(f"a: {a}")
print(f"b: {b}")
のように変数の値をチェックするためにprint
とf文字列を利用してデバッグをすることがしばしばあると思います。
上記プログラムであれば当然以下のような実行結果を得ることができます。
a: 123
b: hoge
ここで、以下のような記述方法を紹介します。
a = 123
b = "hoge"
print(f"{a=}")
print(f"{b=}")
実行結果では以下が得られます。
a=123
b='hoge'
変数名=の形で展開しつつその値を確認することができます。
変数だけでなく関数呼び出しを含んだとしても展開することができます。例を示します。
a = 123
b = "hoge"
print(f"{a=}")
print(f"{b=}")
print(f"{len(b)=}")
print(f"{a%16 = }")
結果は以下の通りになります。
a=123
b='hoge'
len(b)=4
a%16 = 11
使い捨てコード等でよくあるロギングツールが充実していない場合でも手軽に見やすくPrintデバッグを行うことができます。
おわりに
本記事を読んでくださりありがとうございました。
内容面での誤りや、誤字脱字等がありましたら コメントや編集リクエストを通して 優しく ご指摘いただけますと幸いです。