はじめに
この記事では、いかにして約一ヶ月ほどの期間でアソシエイトレベルの認定試験を合格したのかを紹介いたします。
認定試験合格したスケジュールです。認定資格取得状況
- 2020年1月13日:AWS Certified Developer - Associate (DVA)
- 2020年2月2日:AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA)
- 2020年2月15日:AWS Certified SysOps Administrator - Associate (SOA)
動機
今までの業務ではAWSを主に分析やETL処理といった用途で扱ってきましたが、新しい業務ではAWSの基本的なサービスを抑える必要がありました。そこで、AWSの勉強の1つのマイルストーンとして認定試験の合格とし、勉強をはじめました。このとき勉強していたのがDVAのみでした。
勉強の過程でアソシエイトレベルの模擬試験をすべて受験してみたところ、すべてスコアが合格圏内だったためすべての認定資格を取得することを目指しました。
なので最初は認定資格を3つも合格する予定ではありませんでした。
経歴
模擬試験でのスコアがすべて合格圏内ということは業務で手広くAWSのサービスに触れているからなのでは? と思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、私は業務でデータエンジニア、データサイエンティストといった職種の業務を担当することが多く、触ったことがある AWSサービスはかなり偏っておりました。
ちなみに認定資格の勉強を始める以前に使ったことのあるサービスは以下になります。
- S3
- AWS Athena
- EMR
- EKS
- AWS QuickSight
- AWS CodeBuild
- AWS Glue
認定資格を持っている人にはわかるかもしれませんが、この中で認定試験で頻出するサービスはS3とCodeBulidくらいでした。
したがって、正直0からのスタートといっても過言ではありませんでした。
勉強方法
デベロッパー アソシエイト
最初に取得したデベロッパーアソシエイトを合格するまでの勉強方法についてまとめた記事が以下になりますのでこちらを参照ください。勉強に要した時間は2週間ほどだったと記憶してます。
AWS 認定Developer Associate に合格するまで
成績は805点(720点合格)
ソリューションアーキテクト アソシエイト
デベロッパーアソシエイトに合格してから2週間ほどの期間を空けてから受験しました。
その間ずっと勉強していたのかといわれるとそうではなく、きちんと勉強したのは試験前日と前々日だけで、
勉強内容はソリューションアーキテクトアソシエイト分野の問題集を解いただけでした。
成績は820点(720点合格)
SysOps アドミニストレーター アソシエイト
こちらも前回の認定資格を合格してから2週間ほどの期間を空けてから受験いたしました。
前回同様、きちんと勉強したのは試験前日と前々日だけで、
勉強内容はSysOpsアドミニストレーターの分野の問題集を解いただけでした。
成績は745点(720点合格)
元々この分野には苦手意識があったため点数が低かったのだと思います。
勉強内容のまとめ
アソシエイトレベルでは問われる基礎的な部分はどの試験でも変わらず、変わっているのはどのAWSサービスが出題されやすいかだけだったように感じました。
なので、もしもアソシエイトの資格を持っているならば他のアソシエイトレベルの資格も簡単に取得できるのではないかと思います。
成果物
勉強の過程で自分なりに各サービスのポイントをまとめたノートを作成いたしました。
そのときの成果物が以下になります。(随時更新します)
みなさまの受験勉強の一助になれば幸いです。
【AWS認定試験対策】DBサービスのポイントまとめ(Qiitaにて執筆中)
【AWS認定試験対策】Lambdaのポイントまとめ(Qiitaにて執筆中)
【AWS認定試験対策】その他サービスのポイントまとめ(Qiitaにて執筆中)
所感
悪かったこと
- 認定資格を受験した目的は「AWSの基本的なサービスを抑えて業務に活かす」ということだったのですが、段々と試験に合格するための勉強となってしまっており完全に目的を履き違えてしまったなと反省しております。
もっと試験合格のための勉強だけでなく、各AWSサービスのハンズオン等を行い経験する機会を設ければよかったなと感じました。
良かったこと
- AWSのサービス名を聞いてそれが大体どんなことをするサービスなのかほとんど把握できるようになりました。 今までちんぷんかんぷんだった同僚の話にも参加できるようになったのは大きな成果だと思います。
- 私の所属する組織ではAWS認定資格を取得している人数がとてつもなく少なかったのですが、私が短期間で複数のAWS認定資格の合格したことを知った先輩・後輩が刺激を受けて積極的に認定資格の受験に励むようになりました。(知っているだけでも来月の3月に5名が新たにAWS認定試験を受験されるそうです。)
正直、後者は想定していなかった影響でした。かなりミクロな世界ですが、自分が行動すれば組織の動き方も変わる貴重な経験になりました。