#1-はじめに
AWS DOPに合格したので体験記を投稿します。
自宅受験についても簡単に記載してみます。
#2-試験勉強
試験合格後に振り返ってみて、役に立ったものをまとめてみます。
###①参考サイト
以下のサイトが網羅的にまとめられており、最も参考にさせて頂きました。
###②AWS公式の情報
以下に、受験する人の全員が実施したほうがいいと思われるものをまとめます。
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AWSトレーニング E-ラーニング
- 無料で試験の概要を知ることができます。
- 各試験分野(SDLC自動化など)におけるベストプラクティスを丁寧に説明してくれます。
- 試験で重要になるサービス知識が説明されます。
- 日本語字幕があるので助かりました。
- 体系立てて説明されるので、まず初めに実施したいコンテンツです。
- 各章で数問ずつサンプル問題があります。めちゃ難しいです。
- 模擬試験
- 初期段階で受けておいて、試験の難易度を確認しました。
- サンプル問題
- サンプルとはいえ、重要な情報のため解いてみました。
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とくある質問
- 特に経験のないサービスについては、世の中で一般的にどういったことを気にしているのか知るために役立ちました。
深堀りのために個人的に実施した内容は以下の通りです。
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1.0 SDLC Automation:
- BeanstalkとCode系サービスの差分
- サーバとコンテナの差分
- 特にデプロイポリシーはややこしく、何回も確認して覚えました。
- リポジトリ(CodeCommit)とCodePipelineの連携方法
- Gitリポジトリのブランチに関する基礎知識
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2.0 Configuration Management and Infrastructure as Code
- セキュアな設定値の保持の仕方(SystemsManagerのSecureString、SecretManager)
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3.0 Monitoring and Logging
- EMR、Redshift
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4.0 Policies and Standards Automation
- CloudFormation, Beanstalk, Code系それぞれの自動化
- 各サービスごとのライフサイクルフックの流れ
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5.0 Incident and Event Response
- SNS、EventBridgeなど処理の統合サービスの理解
- 特に、どのサービスとSNSは連携できる、どのサービスとEventBridgeは連携できるなどの整理
- SNS、EventBridgeなど処理の統合サービスの理解
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6.0 High Availability, Fault Tolerance, and Disaster Recovery
- Route53のそれぞれのルーティング方法、設定方法
- DynamoDBのテーブル設計の方法
- その他、関連サービスの設定方法、詳細なパラメータ理解
- 全体を通して、なるべく多くのアンチパターンを把握するようにしました
###③そもそもの基礎知識について
以下リンクのようなシステム開発におけるベース知識があると良いと思いました。
#3-当日の試験について
- 問題の難易度
勉強した内容で解ける問題: 3割
勉強不足を感じた問題: 5割
日本語がおかしい問題: 2割
個人的には、業務上の経験が少ない分、SAP認定よりも難しく感じました。
特に、CI/CD関連の問題はどれも似たように見えてしまって集中力を削がれました。
#4-自宅受験の様子
###試験前
・30分前から直前のシステムテストやチェックイン作業を実施できます。
・免許証の提示などは、スマホで撮影したものをWebアプリで送付する形式でした。
###試験中
・スマホは手の届かないところに置いておくのですが、画面フリーズの際には電話で対応して頂けました。
・OnVUEの動作が重く、何度もフリーズしながらなんとか受験しました。
特にチャット機能と問題画面を同時表示するとフリーズが続きました。
###試験後
・特に監督官の方にあいさつすることもなく、
終了ボタンを押したらOnVUEもクローズしました。
呆気ない終わりでした。
#まとめ
個人的にはSAP認定よりも難しかったです。
仕事で通用するスキルに昇華するために、勉強は続けたいと思いました。