はじめに
この記事は ちょっとした工夫で効率化!パソナテック Advent Calendar 2020 の9日目の記事です。
昨日は @ta1fukumoto さんの記事でした: 【Macユーザー必見】BetterTouchToolで極限まで作業効率をあげよう!!
API の動作確認
皆さん API の動作確認ってどうしてますか?
シンプルな GET API だとブラウザで確認できますが、リクエストヘッダが必要だったり、POST メソッドだったりすると、ブラウザでは動作確認しづらいです。
かといって curl
コマンドを書くのは結構大変。
Postman なんていうツールもあります。curl を GUI で叩けるツールです。
しかし、 IntelliJ も HTTP リクエストできることを知り、最終的に IntelliJ に落ち着きました。多分 IntelliJ 以外の JetBrains IDE でもできるかと思います。 PyCharm とか PHPStorm とか。
IntelliJ から HTTP リクエストする方法
まずは拡張子が .http
のファイルを作成します。
今回は、サクッと叩ける niconico コンテンツ検索 API を叩いてみようと思うので、 niconico_search.http
というファイル名にしました。
内容には、リクエスト内容をそのまま書きます。
POST https://api.search.nicovideo.jp/api/v2/video/contents/search
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded;
TestHeader: Something
q=ゲーム&targets=tags&_sort=-viewCounter&_context=test&fields=contentId,title
- 1行目は
メソッド URI
- 2行目以降はリクエストヘッダ
Key:Value
- 空行を挟んでその下がリクエストボディ
左側に三角ボタンが出ているので、「Run ...」をクリックすると API リクエストが実行されます。
実行結果はこんな感じです。表示形式は、text, JSON, XML, HTML に対応しています(HTMLはレンダリングされるわけではないので、見づらいです)
###
で区切ると、複数のリクエストを1つのファイルに記述することができます。ファイルは保存できるので、いつでも同じリクエストをすることができます。API の動作確認に便利です。
niconico の検索 API は GET でも叩けるのですが、今回は例としてわかりやすいように POST で叩きました。
なぜ IntelliJ がいいのか
通常は、開発しながら API の動作確認をすることが多いので、コーディングから動作確認まですべてが IntelliJ で完結するのがめっちゃ便利です。
しかも、ファイルをリポジトリに追加しておいたり、文字列を Slack に貼り付けたりすれば、他の人でも簡単に動作確認ができます。
GET のクエリパラメータが長くなると見づらいのが欠点です。この場合は Postman とかのほうが便利かも。
まとめ
IntelliJ で .http
という拡張子で API リクエスト等を保存しておくと、動作確認に便利!
IntelliJ 以外にデバッグツールを開く必要もなく、 IntelliJ ひとつで完結できるのでオススメです。
他にも開発便利情報をブログに書いていたりするので、気になった人は確認してみてください。↓は PHP アドベントカレンダーの記事です。
- [PSR-2 に変わって新しく制定された PSR-12 のチェックを PHP_CodeSniffer で行う - 猫でもわかるWebプログラミング]
(https://www.utakata.work/entry/php/phpcs-psr12-intellij-jenkins)