##環境
Amazon Web Service
- EC2(Amazon Linux 2 , t2.micro , 汎用SSD 8GB)
- RDS(MySQL , db.t2.micro)
ローカルPC
- MacBook Pro(2.9 GHz デュアルコアIntel Core i5 , 8 GB 2133 MHz LPDDR3)
- macOS 11.3.1(20E241)
##概要
現状ではRDSがシングル構成となっているため、マルチAZ化して冗長構成とする。
RDSをマルチAZ化すると自動的に以下のことを行なってくれるため、耐久性・可用性が向上する。
- マスターDBインスタンスを作成
- 異なるAZにスタンバイDBインスタンスを作成し、データも複製
##RDSのマルチAZ化
- 任意のRDSを選択し、
変更
をクリックする。 - マルチAZ配置:
スタンバイインスタンスを作成する(本稼働環境向けに推奨)
を選択して`続行をクリックする。 - 変更のスケジューリング:
すぐに適用
を選択して、DBインスタンスを変更
をクリックする。 - データベース一覧画面で
マルチAZ
の項目があり
になっているか確認する。
##障害試験
- RDSを再起動する。その際、
フェイルオーバーで再起動しますか?
をチェックを入れて確認
をクリックする。 - RDSのステータスがが
再起動中
になっていても、Webページが問題無く開けることを確認する。 - フェイルーバーの確認として、RDSの
ログとイベント
のタブで以下のようなログがあることを確認する。
May 25, 2021, 2:30:40 AM UTC Multi-AZ instance failover started.
May 25, 2021, 2:30:52 AM UTC DB instance restarted
May 25, 2021, 2:31:05 AM UTC Multi-AZ instance failover completed