Windowsアップデート後にWifi接続が不安定になる
Windows10 にアップグレードした直後に、Wifi接続が不安定になる現象に見舞われました。
とりあえず対策をしてしばらく問題がなかったのですが、大規模なWindowsアップデートがあったあとに、同じ事象が再現することが(2回ほど)あったので、念のため対処方法の個人的なメモを残します。
無線LANのアダプターの詳細設定で「WMM」を無効に
おそらく不安定になるのは、該当マシンのNIC(orドライバ)が「WMM」に対応していないためだったと思われます。
ワイヤレスネットワークのアダプタオプションで「構成」→「詳細設定」で、「WMM」を無効にしました。
関係ないかもしれないけど、ついでに「電力消費の最小化」も無効化しておきます。
このあたりは、違うマシンであれば異なる原因・対処方法が必要だろうと思われますが。
VirtualBox のホストオンリーネットワークの再作成
ちなみに、Windows10へのアップグレードや、大規模Windowsアップデートの直後には、Wifiが不安定になるだけではなくなぜか VirtualBox で仮想マシンが立ち上がらなくなりました。
理由は、作成してあった「ホストオンリーネットワーク」用の仮想アダプタが削除されてしまっているかららしい。
基本は、再度ホストオンリーネットワークを作成すればよいはず。
VirtualBox の「ファイル」メニューから「環境設定」→「ネットワーク」→「ホストオンリーネットワーク」を追加(右側の「+」ボタンのようなアイコンをクリック)。
さらに、仮想マシンを選択して「設定」アイコンか、「仮想マシン」メニューから「設定」で、「ネットワーク」で「ホストオンリーネットワーク」を再登録すればよいはず。
ホストオンリーネットワークが作れない場合
さらに「ホストオンリーネットワーク」を追加しようとしたら、しばらく時間がかかってからエラーになってしまうケースもあった(以前、1回だけ発生。直近のアップデートでは発生しなかった)。
その時には、ホストオンリーネットワーク用のアダプタ以外の、有線・無線LANのアダプタのプロパティの「ネットワーク」タブで「VirtualBox NDIS6 Bridged Networking Driver」みたいな項目がチェックされていた。
本来は、VirtualBox 用の仮想アダプタにだけチェックが入っており、有線・無線LAN用のアダプタにはチェックが入っていないのが正しいはずなので、チェックを外してから、ホストオンリーネットワークを追加できれば大丈夫だろうと思われます。
(上記イメージは、ホストオンリーネットワーク用なので、チェックがついていてOK。それ以外の普通のアダプタにはついていないのが正しい)
最近は発生していないので、対策されたのかもしれないですが、念のため。


