家ではMacBook(Sierra)を使っている。MacはUbuntuと違ってbash(ターミナル)の表示がデフォルト味気ない。そこで、見やすくなるようにターミナルの設定を少し変更した。その際メモを残しておく。背景色は環境設定で初期設定の白から黒へ変更している。
##$前に表示される情報の変更
現在の"$"前の表示形式は以下で確認できる。
$ echo $PS1
\h:\W \u\$
これは、"ホスト名:現在のディレクトリ ユーザ名$"を意味する。
実際の表示は以下のようになっている。
これを、"ユーザ名@ホスト名:現在のディレクトリ(フルパス)$"と自分好みの形式へ変更する。ついでに色も付ける。
ホームディレクトリに".bashrc"がなかったので新規に作成した。ちなみにバックスラッシュ(\)は「optionキー + ¥キー」で入力できる。
$ emacs ~/.bashrc
if [ $UID -eq 0 ]; then
PS1="\[\033[31m\]\u@\h\[\033[00m\]:\[\033[01m\]\w\[\033[00m\]\\$ "
else
PS1="\[\033[36m\]\u@\h\[\033[00m\]:\[\033[01m\]\w\[\033[00m\]\\$ "
fi
root権限の時は注意を促す意味で赤色に、それ以外はシアンにしている。末尾の"\$"はroot権限時は"#"と表示される。反映は以下のコマンドで。
$ source ~/.bashrc
$ sudo bash
##lsコマンドのエイリアスの設定
デフォルトだとlsしたとき、どれがディレクトリなのかが分かりづらいので色を付ける。加えてディレクトリ名の後ろに"/"も表示させる。
"-F"オプジョンでディレクトリに"/"を表示し、"-G"オプションでディレクトリを色表示する。
alias ls='ls -FG'
alias ll='ls -alFG'
##設定の反映を自動化する
$ source ~/.bashrc
を毎回実行するのは面倒なので自動化する。
$ emacs ~/.bash_profile
if [ -f ~/.bashrc ]; then
. ~/.bashrc
fi
ホームディレクトリに".bash_profile"もなかったため新規に作成した。
これで作業効率が幾分upする、気がする。